5月末に京都市左京区の寂光寺にサツキを見に行った後、要法寺(ようぼうじ)に参拝しました。
要法寺には、清涼池と呼ばれる池の周囲に多くのサツキが植えられており、毎年5月中旬以降にピンク色の花がたくさん咲きます。
この時期になると、要法寺のサツキを見たくなるんですよね。
サツキが見ごろ
要法寺には、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅で下車して北東に約5分歩くと到着します。
要法寺の西門の前にやってきました。
西門をくぐり境内へ。
この日は、午前中は曇り空だったので、境内全体が薄暗かったです。
まずは、境内の中央に建つ大きな本堂にお参りをしましょう。
さて、清涼池ですが、本堂の正面にあります。
清涼池の周囲に植えられたサツキは、ピンク色や赤色の花を咲かせ、どんよりとした境内を明るく彩っていました。
葉が見えなくなるほどたくさんの花を咲かせたサツキ。
今まで何度も要法寺にサツキを見に来ていますが、今年が最もきれいに見えました。
ちょうど良い時期にお参りできたようですね。
要法寺と言えば、毎年、カモが清涼池でヒナを産み、6月頃に親子で鴨川に引っ越すのが有名です。
ゴールデンウィークに要法寺に参拝した時は、まだヒナが誕生しておらず、5月中旬に産まれる予定となっていたのですが、この日、カモのヒナを見ることはありませんでした。
すでに鴨川に引っ越したのでしょうか。
それとも、橋の下に置いてある箱の中で昼寝をしているのでしょうか。
清涼池では、カモのお父さんだけが泳いでいましたよ。
清涼池と一緒に見るサツキ。
一部のサツキは、そろそろ見ごろの終わりが近づいていました。
本堂の東に建つ庫裡(くり)の近くのサツキも見ごろです。
清涼池のほとりのサツキ。
鐘楼を背景に見るサツキも、お寺らしい風情を感じます。
石橋の下には、まだ黒い網のようなものが設置されているので、カモのヒナがいるように思うのですが。
どんなに待っても、ヒナが出てくる気配がなかったので、要法寺から出ることに。
帰りは、南側にある表門の脇から外に出ました。
表門の前では、小さく刈り込まれたサツキも、花を咲かせピンク色になっていましたよ。
要法寺のサツキは、5月末に満開になっていました。
見ごろが終わりに近づいているサツキもありましたが、6月5日頃まではきれいに咲いている姿を見られるのではないでしょうか。
この後は、知恩院に参拝します。
なお、要法寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。