2月中旬。
京都市下京区の梅小路公園を訪れました。
梅小路公園には、梅林があり、毎年2月から3月にかけて、たくさんの梅の花が咲きます。
まだ咲き始めて間もない頃ではありますが、梅を見ようと梅小路公園を訪れた次第です。
早咲きの梅がきれいに咲く
梅小路公園は、JR梅小路京都西駅を出てすぐの場所にあります。
でも、梅林は、公園内の東の方にあり、駅からは5分ほど歩く必要があります。
京都駅からも、東に約15分歩けば梅小路公園に到着します。
公園内の南東角にある東側梅林にやって来ました。
まだ見ごろには早いかなと思ったのですが、すでに多くの梅が赤色や白色の花をたくさん咲かせ華やかになっていました。
2月中旬に梅小路公園で咲いている梅は早咲きの品種ばかりです。
真っ白な花を咲かせているのは、冬至です。
冬至の頃に咲き始めるのがその名の由来です。
昨年末頃から白い花を咲かせ始めたんでしょうね。
真っ赤な八重咲きの梅は、八重寒紅(やえかんこう)です。
梅小路公園の中で最も早くに咲くのが、この八重寒紅です。
全身に赤い花をたくさん咲かせ、今がちょうど見ごろです。
こちらは大盃。
中咲きの品種なので、2月中旬だと、まだ咲き始めの状況です。
咲いている花よりも、つぼみの方が目立ちますね。
東側梅林の全体を眺めます。
まだ咲いていない品種もありましたが、梅林全体ですでに見ごろとなっていました。
東側梅林の隅に植えられている紅梅は、緋(ひ)の司(つかさ)です。
緋の司は、中咲きなのですが、すでに満開となって、濃い赤色の花が一際目立っていましたよ。
東側梅林から少し西に歩いたところには、北側梅林があります。
北側梅林は、東側梅林と比較すると、あまり花が咲いていません。
遅咲きの品種が多く植えられているので、開花するのはこれからですね。
北側梅林でも早咲きの品種が何本か植えられているので、まったく花が咲いていないということはなく、赤色や白色の梅の花を見ることができました。
でも、梅の花特有の甘酸っぱい香りは、まだ漂っていませんね。
もう少し花が咲き始めれば、香りとともに梅を楽しめそうです。
再び東側梅林に戻って来ました。
紅梅が並んで咲く姿が見事であります。
東側梅林の近くでは、菜の花も咲いていました。
この日は、雪が降る寒い日でしたが、菜の花を見ると春が近くまでやって来ているのを感じますね。
梅小路公園の梅林は、2月中旬に見ごろとなっていました。
見ごろ時期は3月中旬まで続きますよ。
この後は、興正寺に梅を見に行きます。