秋の正法寺境内を歩く・2022年

10月上旬に京都府八幡市の善法律寺に参拝した後、南に約5分歩き、正法寺を訪れました。

正法寺は、桜がきれいなお寺なので春に参拝するのがおすすめです。

普段は、本堂にお参りをできないのですが、近くまで来たので立ち寄ることにしました。

少しずつもの悲しくなる境内

正法寺には、京阪電車の石清水八幡宮駅から南に約20分歩くと到着します。

京阪バスだと、「走上り」で下車して南に徒歩約2分です。

正法寺の入り口の前にやって来ました。

入り口

入り口

奥に山門が見えます。

山門をくぐって境内へ。

境内

境内

人の気配を感じられません。

時刻は午後3時頃でしたが、少し薄暗くなり始めていました。

少しずつ秋が深まっているのを感じます。

参道のわきにはお堂が建っていますが、戸は閉まっています。

お堂

お堂

こちらは法雲殿です。

法雲殿

法雲殿

中には、重要文化財の大きな阿弥陀如来坐像が安置されています。

以前にこの阿弥陀さまを見たことがありますが、高さが4.8メートルもあり、その巨大さに驚いたものです。

鎌倉時代の作で、かつては石清水八幡宮の本社西側にあった八角堂に祀られていましたが、明治元年(1868年)の神仏分離令により、石清水八幡宮から仏教にまつわる物を取り除くこととなりました。

そこで、明治3年に当時の正法寺住職が、近くの西車塚古墳の上に八角堂と阿弥陀如来坐像を移します。

そして、適切に保管するため、阿弥陀如来坐像は、平成20年(2008年)に法住寺の法雲殿に移されました。

法住寺では、4月、5月、10月、11月に各2日ずつ特別公開されることがあり、その時に阿弥陀如来坐像を拝むことができます。

2022年の秋は、10月22日と23日、11月19日と20日が公開予定日となっており、拝観料は700円です。

参道をまっすぐ西に歩いていくと、正面に唐門があります。

唐門

唐門

唐門の奥に庭園と大方丈がありますが、ここからでは見ることはできません。

唐門から西に歩くと、木の茶色が目立つ鐘楼が建っています。

鐘楼

鐘楼

塀際に植えられている桜は、まだ緑色の葉がたくさんついていますね。

塀際

塀際

11月に入ると、桜も紅葉しますよ。

法雲殿と男山。

法雲殿と男山

法雲殿と男山

雲が薄く、空がとても高く見えます。

9月下旬までは夏のような暑さだったのですが、10月に入り、ようやく秋らしい気候となって来ました。

再び山門に戻って来ました。

石畳

石畳

建物や木の影が長くなり、秋のもの悲しさを感じられるようになってきましたね。

なお、正法寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。