9月中旬に京都市伏見区の嘉祥寺に参拝した後、南西に約10分歩き藤森神社を訪れました。
藤森神社は、梅雨のアジサイが人気のある神社です。
アジサイ以外だと、5月の藤森祭が賑わいますが、それ以外の時期は正月を除いて比較的静かですね。
境内に残るサルスベリ
藤森神社には、京阪電車の墨染駅から北東に徒歩約5分で到着します。
北西角にある鳥居の前にやって来ました。
藤森神社と刻まれた石柱が立派であります。
鳥居をくぐって参道に入ります。
そして、2つ目の鳥居をくぐった先に割拝殿と本殿が建っています。
本殿の前には、令和8年(2026年)に藤棚のトンネルができる予定であることを伝える看板が出ていました。
藤は、ゴールデンウィークに見ごろを迎えますから、藤棚が完成すれば、藤森祭とともに大いに賑わいそうですね。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
藤森神社は、勝運を授けてくれることで有名です。
また、学問の神さまの舎人親王(とねりしんのう)も祀られています。
受験前には、合格を祈願しておきたいですね。
境内では、まだサルスベリが残っていました。
夏が過ぎ、涼しくなった京都ですが、まだ、暑い日があります。
こちらは藤森七福神です。
藤森神社に参拝した時は、藤森七福神も拝みたくなりますね。
人格形成と富貴繁栄のご利益を授けてくれる布袋さまは、いつも笑顔がまぶしいです。
藤森七福神の後ろには、名水の不二の水が湧き出しています。
参拝者は汲むことができますよ。
口当たりがまろやかなおいしい水です。
本殿の左前には、兜をかぶった金太郎もいます。
藤森神社は、菖蒲の節句発祥の地でもあります。
藤棚が新しくできると述べましたが、菖蒲苑も同時にできるそうです。
京都では、アヤメ科の植物は、平安神宮のハナショウブや大田神社のカキツバタが有名ですが、藤森神社の菖蒲苑も人気になるかもしれませんね。
境内の西側には、以前から藤棚があります。
今度できる藤棚は、これよりももっと大きくなるんでしょうね。
今から待ち遠しいです。
そろそろ藤森神社から出ましょう。
この日は、境内に地元の方と思われる参拝者が数人いただけでした。
境内はとても広いのに参拝者が少なかったので、とても開放的で静かでしたよ。
この後は、勝念寺に萩を見に行きます。
なお、藤森神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。