7月中旬。
京都市東山区の建仁寺に参拝しました。
建仁寺は、祇園に建つ京都最古の禅寺です。
広々とした境内を持つ建仁寺は、日ごろから、参拝者で混雑することはないのですが、夏になると、さらに人が減り無人に近い状態となります。
夏は、建仁寺でハスを見られるのですが、それを見ようと訪れる人は少ないですね。
放生池で咲くハス
建仁寺には、京阪電車の祇園四条駅から南東に約5分歩くと到着します。
駅からだと、西側の惣門から入るのが近いのですが、今回は北東角にある北門から境内に入りました。
![北門](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
北門
北門をくぐり、西に歩いていくと、大きな法堂(はっとう)が建っています。
![法堂](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
法堂
法堂の天井には龍が描かれており、写真撮影もできます。
初めて建仁寺を訪れる方は、法堂もぜひ拝観してください。
境内の東側にある茶碑。
![茶碑](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
茶碑
建仁寺を創建した栄西禅師は、宋から日本にお茶を伝えた人物としても知られています。
茶碑の後ろには、平成の茶園があります。
また、三門の両脇には、オチャノキも植えられていますよ。
こちらは、楽大明神を祀る祠。
![楽大明神](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
楽大明神
それでは、楽大明神にお参りをしましょう。
さて、建仁寺のハスですが、三門の南にある放生池にたくさん植わっています。
![放生池](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
放生池
放生池の中央に石でできた反り橋があり、その左右にハスが群生しています。
反り橋の東側では、白色のハスが咲いていました。
![白色のハス](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
白色のハス
夏に咲いている純白の花は、見る人に清涼感を与えてくれます。
そして、反り橋の西側には、赤色のハスが咲いています。
![たくさんのハス](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
たくさんのハス
赤色のハスは、とても大きく見ごたえがありますね。
![赤色のハス](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
赤色のハス
私が建仁寺を訪れた日は、ハスの葉はたくさん見られましたが、花はやや少なかったです。
ハスは、午前中に咲き、午後に閉じます。
私が建仁寺に参拝したのは、正午頃だったので、そろそろハスが花びらを閉じ始める時間帯でした。
それでも、きれいに開いている花を見ることができましたよ。
三門と木々の緑。
![三門](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
三門
夏のお寺らしい風景であります。
建仁寺の三門は、知恩院や東福寺の三門よりやや小さめですが、それでも立派な建物です。
三門の西側の参道には、誰もいません。
![夏空と参道](https://kyotohotelsearch.com/blog/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
夏空と参道
セミの声がかすかに聞こえますが、誰もおらず静かな境内でした。
夏の京都は暑いですが、人が少なくなり、どの観光地でも写真撮影がしやすくなっています。
人がいない京都の風景を撮影したい方には、夏がおすすめですよ。
この後は、禅居庵にキキョウを見に行きます。
なお、建仁寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。