4月上旬に京都市左京区の竹中稲荷社に桜を見に行った後、吉田神社に参拝しました。
吉田神社は、吉田山に鎮座する社で、竹中稲荷社はその末社になります。
春の吉田神社は、境内の数ヶ所に植えられているヤマザクラが花を咲かせます。
散りゆく山桜
吉田神社には、市バス停「京大正門前」から東に約5分歩くと到着します。
京阪電車だと出町柳駅から東に徒歩約20分です。
吉田山の山頂から参道を下っていきます。
山頂付近に建つ大元宮前の桜の古木が花を咲かせていました。
人の腰くらいしかない木の幹から伸びた枝にたくさんの花が付いていますね。
参道を下っていくと、料理飲食の神さまの山蔭神社(やまかげじんじゃ)があります。
さらに参道を下っていくと、吉田神社の本宮の前に到着します。
鳥居をくぐった先に神楽殿があり、その奥に本宮があります。
それでは、本宮にお参りをしましょう。
社務所付近に植えられているヤマザクラが散り始めていました。
京都のヤマザクラは、ソメイヨシノよりも早く開花するものが多いです。
吉田神社のヤマザクラもソメイヨシノより早めに咲き始めますから、そろそろ終わりが近づいています。
神楽殿の屋根を背景に見るヤマザクラの枝先。
石段上に建つ若宮社の近くに植えられているヤマザクラは、半分くらいしか花が残っていませんでした。
石段を下りて境内の西側の参道へ。
参道の北側に建つ祖霊社付近のヤマザクラは、まだ見ごろを保っていました。
それでも、花数は少なくなっており、見ごろが終盤に入っています。
ヤマザクラと一緒に見る手水舎。
西側の参道には、背が高い立派なヤマザクラが植えられています。
このヤマザクラも花が散り始めていましたが、とても大きな木なので、まだ華やかさを保っていました。
あと3日ほど早く吉田神社を訪れていれば、満開のヤマザクラを見られたでしょうね。
吉田神社は、節分祭が有名ですが、桜を見に春に参拝する人は少なめです。
桜と言えば、ソメイヨシノを思い浮かべる人が多いですが、ヤマザクラもたくさんの花を咲かせ華やかな姿を見せてくれます。
ヤマザクラを見たいと思う方は、春の京都観光では吉田神社に参拝すると良いでしょう。
この後は、百萬遍知恩寺に桜を見に行きます。
なお、吉田神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。