6月中旬に京都市東山区の妙法院に参拝した後、智積院(ちしゃくいん)にも参拝しました。
智積院では、毎年6月15日に青葉まつりが行われ、庭園の無料公開や各種の法要が執り行われ、境内が多くの参拝者で賑わいます。
1年で智積院が最も賑わいを見せるのが、青葉まつりの日ですね。
2021年は、京都に緊急事態宣言が出ていることから中止だろうと思っていましたが、どうやら無事に行われたようです。
私は、青葉まつりの日を過ぎてから、智積院にアジサイを見に行きました。
紫陽花園が華やかになる
智積院の最寄り駅は、京阪電車の七条駅です。
駅からは、七条通を東に7分ほど歩くと智積院の入り口に到着します。
市バスだと「東山七条」で下車してすぐです。
智積院の参道を東に向かって歩きます。
この日は、前日に雨が降ったためか、空が澄んでいました。
木々の緑色が生き生きとして見えます。
金堂は工事中。
でも、中に入ってお参りできるようになっていました。
金堂の中に入ると、正面に大日さまがいらっしゃるだけで、堂内はガランとしていました。
工事中だから、堂内にあったものは、他の場所に移転しているのでしょうね。
それでは、大日さまにお参りをしましょう。
金堂から出て北側に行くと、西洋アジサイが咲いていました。
智積院には、金堂の東側に紫陽花園があります。
紫陽花園には、金堂の南側の参道から向かった方が良いのですが、今回は北側の石段を上って紫陽花園へ。
紫陽花園では、すでにアジサイが見ごろを迎えており、赤色や青色など、様々な色の花が咲いていましたよ。
普段は、それほど人が多くない智積院ですが、この日は、紫陽花園に20人ほどの人がいました。
皆さん、きれいに咲いたアジサイに見とれていましたよ。
アジサイの間から石橋が見えます。
晴天にもかかわらず、アジサイがみずみずしく見えるのは、前日に雨が降ったためでしょうか。
日陰で咲いている青色のアジサイは、特にみずみずしく見えます。
智積院の紫陽花園に植えられているアジサイは、ほとんどが西洋アジサイです。
どこを見ても丸い花がたくさん咲いています。
色は、青系統と赤系統が半分ずつある感じですね。
色が1色でないのが、見ていて飽きないです。
間近でアジサイの花を観賞。
梅雨の晴れ間にきれいなアジサイを見られ、大満足できましたよ。
智積院の紫陽花園では、6月いっぱいは、アジサイがきれいに咲いていそうです。
これから雨の日が続きそうですから、長ければ7月上旬までアジサイを楽しめるかもしれませんね。
この後は、境内のキキョウや新緑を見て歩きます。