3月下旬に京都市上京区の本満寺に桜を見に行った後、寺町通を南に5分ほど歩き廬山寺(ろざんじ)に参拝しました。
廬山寺は、節分会が賑わうお寺として有名です。
また、境内には数本の桜が植えられていることから、春にも訪れたいお寺ですね。
元三大師堂前の桜
廬山寺には、地下鉄の今出川駅から南東に8分ほど歩くと到着します。
京阪電車だと、出町柳駅から南西に徒歩約8分です。
山門の前にやって来ました。
外からでも、境内が静かなのがわかります。
山門をくぐった正面には、元三大師堂が建っています。
目の前の椿も、赤い花を咲かせていましたが、写真だとよくわかりませんね。
それでは、元三大師堂にお参りをしましょう。
手水屋の横に植えられているソメイヨシノは、5分咲きでした。
もう少し咲いているかなと思ったのですが、開花がやや遅かったようですね。
ソメイヨシノ越しに見る元三大師堂。
満開になった時は、とてもきれいですよ。
鐘楼の近くに植えられている枝垂れ桜は、そろそろ見ごろを終えようとしていました。
例年3月下旬だと、早咲きの枝垂れ桜が満開なのですが、今年は開花が早かったため、終わりも早まっています。
源氏庭の塀近くに植えられている八重紅枝垂れ桜は、咲き始めでした。
八重紅枝垂れ桜の開花も今年は早まっています。
ただ、今年の八重紅枝垂れ桜は、不調な木が多く、枝にほとんどつぼみがないものも見られます。
2021年は、京都の八重紅枝垂れ桜の外れ年のようです。
源氏庭の塀際には、背が低い桜も植えられています。
品種はわかりません。
まだ背が低いので、これで見ごろのようです。
境内東側の桜
源氏庭の東にやって来ました。
こちらの桜は、開花が早かったようで、見ごろを迎えていました。
玄関近くの八重紅枝垂れ桜とは違い、東側の八重紅枝垂れ桜は多くの花を咲かせていました。
すでに見ごろを迎えているようです。
ただ、やはり花付きは悪いですね。
ソメイヨシノは、たくさんの花を咲かせています。
ソメイヨシノは、毎年、どこでもきれいに咲くので人気があるのでしょうね。
私が廬山寺にいる間、参拝者は1人だけしかいませんでした。
その方も、すぐに帰られたので、境内はほぼ無人でしたよ。
廬山寺の桜は、4月初旬まではきれいに咲いていそうです。
なお、廬山寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。