1月中旬に京都市左京区の金戒光明寺に参拝した後、平安神宮に向かいました。
金戒光明寺から平安神宮までは、南西に徒歩約10分です。
平安神宮には、1年のうちに何回か参拝しています。
年明けの早い時期に訪れることも多いですね。
広い境内に人がいない
平安神宮の最寄り駅は、地下鉄の東山駅です。
駅からは、北東に10分ほど歩くと平安神宮の大鳥居が見えてきます。
そして、大鳥居をくぐり、200メートルほど北に進んだ場所に緑色の屋根と朱色の柱が特徴的な応天門が建っています。
応天門の前には、人がいません。
正月三箇日だと、人がいないということはあり得ないのですが。
応天門をくぐって境内に入ります。
広々とした境内に人が誰もいません。
空が曇っていなければ爽快な景色だったでしょうが、先ほどまで小雨が降っていたため境内は薄暗かったです。
応天門をくぐった少し先の左右に手水所があります。
右には青龍、左には白虎がいますよ。
手水所には、普段は水が張られているのですが、今は空です。
新型コロナウイルス感染拡大を予防するためなのでしょうね。
境内を北にまっすぐ歩き大極殿の前にやって来ました。
右側の左近の桜は、枝だけの状態。
左側には右近の橘が植えられていますが、冬場は覆いが被されています。
それでは、大極殿に上がり本殿にお参りをしましょう。
平安神宮は、明治28年(1895年)に平安遷都1100年記念に創建された京都市内では比較的新しい神社です。
祭神は、平安京最初の天皇の桓武天皇と平安京最後の天皇の孝明天皇です。
毎年10月22日に行われる時代祭は、平安神宮の祭礼です。
大極殿には数人の参拝者がいました。
平安神宮にこんなに人が少ないのは珍しいですね。
大極殿から下りて右近の橘に近づくと、オレンジ色の実がたくさん成っていました。
柑橘系の実を見ると、お正月らしいなと感じますね。
お正月らしいと言えば、紐に結ばれた無数のおみくじ。
これだけ多くのおみくじが結ばれているということは、正月三箇日に大勢の初詣客が訪れたのでしょう。
でも、今年は、例年より京都の初詣客は減っていますから、平安神宮も今年の初詣客はいつもの三箇日より少なかったはずです。
こちらは、応天門の左前の手水所にいる白虎です。
白虎の向こうに見えるのは、青龍楼です。
この日の早朝に降った雪はほとんど融けてしまいましたが、境内には、まだ少しだけ残っていました。
緑色の屋根が白くなった姿を見たかったのですが、期待ほどは雪が降りませんでした。
応天門から外に出ます。
手水舎からは、柄杓が撤去され、竹が何本も刺さっていました。
手水鉢に近づくと、竹の先から自動で水が流れます。
1本から流れるのかと思ったら、全ての竹から一斉に水が流れ出しました。
私一人だけなので、ちょっともったいないなと思いましたよ。
冬の平安神宮は、人がほとんどいません。
特に今年は、参拝者の数が減っていますね。
また、毎年節分の日に平安神宮で行われる節分祭は、今年は神事のみが行われ、参拝者の観覧を伴う行事は中止となっています。
他の寺社でも、今年は、節分祭が中止になったり、規模を縮小しているところがありますので、事前に公式ホームページなどで節分祭が行われるかどうかを確認してください。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。