元日に京都市東山区の恵美須神社に初詣に行ってきました。
恵美須神社は、商売繁盛のご利益を授けてくれる神社として有名です。
元日は、今年1年間の仕事がうまくいくようにお参りをされる方が多そうな気がしますが、実は、それほど混雑しません。
1月10日前後の十日ゑびすの時にお参りをする方が非常に多いので、元日は、初詣に訪れないのかもしれませんね。
二の鳥居の恵美須さま
恵美須神社の最寄り駅は、京阪電車の祇園四条駅です。
駅からは、南東に徒歩約5分で、恵美須神社の一の鳥居の前に到着します。
一の鳥居をくぐり境内に入ります。
想像していたよりも参拝者が多いですね。
以前、元日に訪れた時は、雪が降っていたこともあり、境内にはほとんど人がいませんでした。
一の鳥居をくぐった右側にある財布塚。
財布塚の前には、忘れ物のように財布が2つ置かれていますが、お供えでしょうか。
こちらは名刺塚。
財布塚も名刺塚も、商売繁盛のご利益がありそうですね。
ナンテンが、赤色の実をたくさん付けています。
難を転じて福となしてくれそうです。
二の鳥居の下には、多くの参拝者が集まっていました。
二の鳥居の上には、恵美須さまの顔がかかっており、その下に熊手のようなものが設置されています。
この熊手のようなものの中に賽銭を投げ入れるために参拝者が集まっているんですね。
私も5円玉を投げ入れるのに挑戦。
なんとか5回目に投げ入れることができましたよ。
恵美須神社に参拝した時には、ぜひ、恵美須さまのあごの下に賽銭を投げ入れてください。
本殿に参拝
それでは本殿にお参りをしましょう。
恵美須神社には、八代言代主神(やえことしろぬしのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)、大国主神(おおくにぬしのかみ)が祀られています。
この中で、八代言代主神が、恵美須さまですね。
商売繁盛をお願いしておきましょう。
また、大国主神はネズミと関係がありますから、子年にはお参りしておきたいですね。
境内の北西角には、北野天満宮遥拝所があります。
ここにお参りしておけば、北野天満宮にお参りをしたのと同じご利益を授かれます。
受験を控えている方は合格祈願をしておきましょう。
恵美須さまは、耳が遠いので本殿にお参りをした後は、横に設置されている板をトントンと叩いてお参りに来たことを知らせなければなりません。
これを怠ると、お参りに来た意味が無くなりますから、忘れずに叩きましょう。
境内には、高島屋の提灯がかかっています。
京都だと、四条河原町に高島屋がありますね。
この提灯を見た後に福袋を買いに高島屋を訪れる人もいるのではないでしょうか。
本殿にお参りを済ませたので、恵美須神社から出ましょう。
最後に恵美須さまの像も拝んでおきます。
元日に恵美須神社にお参りをしたので、今年は商売繁盛まちがいなしでしょう。
元日にお参りできなかった方は、1月10日前後の十日ゑびすの時に恵美須神社に参拝すれば、商売繁盛のご利益を授けてもらえますよ。
なお、恵美須神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。