晩秋の建仁寺境内で見る紅葉・2019年

11月下旬。

京都市東山区の六道珍皇寺の紅葉を見た後、建仁寺に参拝しました。

建仁寺は、繁華街の祇園から近い禅寺です。

繁華街の中に広い境内を持つ建仁寺が、当たり前のように建っているのが、京都の街らしさを感じさせます。

さて、晩秋の建仁寺境内では、紅葉を見ることができます。

今回の参拝は、紅葉狩りが目的であります。

紅葉が見ごろの境内

建仁寺の最寄り駅は、京阪電車の祇園四条駅です。

駅からは、南東に5分ほど歩けば建仁寺の西側の惣門に到着します。

今回は、南側の勅使門の脇にある通用口から境内に入ることに。

勅使門

勅使門

建仁寺を訪れる時は、南から境内に入ることが多いのですが。

勅使門の近くのカエデは、真っ赤に色づき、紅葉が見ごろを迎えていました。

勅使門近くの紅葉

勅使門近くの紅葉

勅使門から東側の参道に移動。

東側の参道のカエデも上の方が赤く色づいていました。

東側の参道の紅葉

東側の参道の紅葉

でも、紅葉が見ごろに入ったばかりのようで、まだ青葉も多く残っています。

三門の奥にオレンジ色に色付いた木が見えます。

三門と紅葉

三門と紅葉

あの木は、カエデではありませんが、透き通るように色付いていましたよ。

境内の東側に建つ両足院の前の紅葉は見ごろ。

両足院の山門と紅葉

両足院の山門と紅葉

今年の京都の紅葉は、このような鮮やかな赤色をよく目にします。

10月に入っても30度を超える日があったので、紅葉がどうなるのかと心配しましたが、例年よりも良い色付きです。

境内をクロネコが歩いていました。

黒猫

黒猫

養源院にもクロネコがいましたが、血縁でしょうか。

この日は、午前中からずっと曇っていたのですが、建仁寺にやって来た午後2時頃から晴れてき、境内の紅葉が一段ときれいに輝きだしました。

紅葉と法堂

紅葉と法堂

境内の西側の参道も良い具合に色付いています。

西側の参道の紅葉

西側の参道の紅葉

建仁寺境内では、この西側の参道のカエデが、毎年きれいに紅葉しますね。

建仁寺は、紅葉シーズンでも人が少な目なのですが、今年は、いつもより人が多かったです。

年々、海外から京都にお越しの方が増えていますから、建仁寺に足を運ぶ方も多くなっているのでしょう。

境内の南東に祀られている楽大明神にお参り。

楽大明神

楽大明神

放生池の周囲にはコケがびっしりと生えており、松やカエデも多く植えられています。

西に傾いた日が照らす境内は、木々の影を長くし、晩秋の禅寺らしい風景を作り出していました。

秋の木洩れ日

秋の木洩れ日

建仁寺は、庭園でも紅葉を見ることができます。

私は、以前に庭園の紅葉を観賞したことがあるので、今回は境内の紅葉を見て歩くだけにしました。

庭園の紅葉もきれいですから、建仁寺に紅葉狩りに訪れる際は、ぜひ拝観してください。

なお、建仁寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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