8月末の夕暮れ時。
京都府八幡市の石清水八幡宮に参拝しました。
石清水八幡宮は、八幡市を代表する観光名所で、近年、社殿が国宝に指定されたりと注目を集めている神社です。
雨が降る境内
石清水八幡宮の最寄り駅は、京阪電車の八幡市駅です。
八幡市駅からは、ケーブルに乗車して男山の山上に向かうのが便利ですね。
なお、八幡市駅は、2019年10月1日に「石清水八幡宮駅」に名称が変わります。
また、ケーブルも、男山のふもとが「ケーブル八幡宮口駅」に男山の山頂が「ケーブル八幡宮山上駅」にそれぞれ変更されます。
私は、ケーブルには乗らず、西から男山に上りました。
男山の山頂には男山レクリエーションセンターがあり、そのグランド脇ではサルスベリが赤色の花を咲かせていました。
夏とともにサルスベリも、そろそろ終わりが近づいています。
山上の駐車場から神苑に入り、参道にやって来ました。
石清水八幡宮に来る途中は曇っていただけだったのにポツポツと雨が降り始めてきました。
手水舎は、灯りが点き明るくなっています。
南総門をくぐって本殿へ向かいます。
時刻は午後5時30分を過ぎていたこともありますが、空がどんよりと曇っていたので、境内がうす暗いです。
それでは、本殿にお参りをします。
石清水八幡宮は、厄除の神社として有名ですから、災厄が降りかからないようにお願いしておきましょう。
石清水八幡宮は、貞観2年(860年)に朝廷の命により社殿が創建されました。
都の裏鬼門を守る王城鎮護の神さまとして崇敬を集めてきた石清水八幡宮には、皇室と関係の深い宝物が所蔵されています。
また、武家からの崇敬も篤く、源頼朝ゆかりの松や織田信長が寄進した信長塀などもあります。
本殿から振り返ると、南総門にも灯りが灯っていました。
濡れた参道に反射する光がきれいです。
本殿の裏にも、たくさんの末社が並んでいるのでお参りをしようと思ったら、雨が強くなってきました。
とりあえず、本殿脇の西総門の屋根の下で雨宿りです。
西総門から見る灯りに照らされた朱色の本殿もきれいですね。
雨は強くなったり弱くなったりを繰り返します。
西総門で立っているのは疲れるので、南総門横の休憩所のベンチに座って雨が弱まるのを待ちます。
降りしきる雨。
石清水八幡宮は、夏季は午後6時30分まで開いているので、もうしばらく雨宿りさせてもらいましょう。
午後6時頃に少し雨が弱まったので、南総門の外に出ます。
濡れた参道は滑りやすくなっているので、注意して歩かなければなりません。
神苑にある石翠亭が休憩所となっているので、そちらで雨宿りすることに。
しかし、石翠亭は、すでに終わっており、結局屋根の下で立ちながら雨が止むのを待つことになりました。
石翠亭に来て10分ほどで雨が止んだので、エジソン記念碑の前にやってきました。
エジソンは、八幡市の竹を使って白熱電球を発明したことから、石清水八幡宮に記念碑が建立されました。
雨が上がると、ネコもひょっこりと現れましたよ。
木の下でじっとしています。
近づいたら逃げようとしたので、離れた場所から写真を撮りました。
しっかりカメラ目線になっています。
カメラ慣れしたネコですね。
石清水八幡宮では、9月9日の午前10時から本殿で菊花祭が行われます。
また、9月15日には石清水祭も行われますよ。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。