毎年8月の京都では、旧暦の七夕に合わせて京の七夕が実施されます。
2019年は記念すべき10回目の京の七夕の開催で、堀川、鴨川、北野紙屋川、梅小路の京都市内のエリアに加えて宮津市でもライトアップが実施されます。
期間は8月いっぱいですが、各エリアで開催日が異なっています。
梅小路エリアは、8月2日から12日までの開催で、私は8月3日に見に行ってきました。
京都・梅小路七夕あそび2019-夜の公園で憩う-
梅小路エリアの点灯時間は、午後7時から午後10時まで。
最寄り駅は、JR梅小路京都西駅です。
駅を出ればすぐに梅小路公園に入れます。
私は、京都駅の方から歩いてきたので、東側から公園に入ることに。
時刻は午後7時前。
公園の北側にある京都市水族館のイルカが青色に点灯しています。
イルカの近くからはミストが出ており、周辺は少しだけひんやりとしていましたよ。
京都市内では、このようなミストが様々な場所に設置されるようになっていますね。
京の七夕の梅小路エリアの会場は、梅小路公園の中央から西にかけて設けられています。
午後7時を過ぎ、空が少しずつ暗くなっていきます。
それにつれて、会場に設置された行灯の光がくっきりと見え始めます。
梅小路エリアでは、「あかりの演出」と題して、緑色や青色を主体としたイルミネーションが光り輝いていました。
空が暗くなるほどにイルミネーションの美しさが増していきます。
8月3日、4日、10日、11日、12日には、夏の夜空のレストランも開催されます。
キッチンカーが公園に並び、イルミネーションを見ながら夕食を楽しむこともできます。
夏の夜の夕涼みにぴったりですね。
公園内には笹が設置されており、願い事を書いた短冊を吊るすことができます。
笹に短冊を吊るせるのは、8月3日と4日の2日間だけです。
ベンチの後ろにはハートのイルミネーション。
ここは記念撮影に人気がありましたよ。
空がさらに暗くなり、会場のイルミネーションが、その美しさを増していきます。
園路の行灯の光は落ち着きがあり、のんびりと夜の梅小路公園を歩きたい方にもおすすめです。
JR梅小路京都西駅の近くもイルミネーションが設置され、緑色の優しい光が灯っていました。
8月3日には、午後7時15分頃に芝生広場の野外ステージ付近で、オープニングイベントの「梅小路天の川」が実施されました。
子供たちが公園の樹木で作った行灯が天の川のように並べられています。
2本の青色の光の線の間に薄っすらと灯る行灯。
心が和む風景であります。
東に目をやると、京都市水族館の光るイルカの向こうに京都タワーが見えましたよ。
梅小路エリアでは、8月10日と11日に梅小路フリーライブが行われます。
時間は、10日が午後4時30分から午後7時、11日が午後4時20分から午後7時です。
平日は、イルミネーションは見ることができますが、イベントは行われません。
賑やかに楽しみたい方は、8月10日から12日までの3日間に梅小路エリアの京の七夕を見に行くと良いでしょう。