6月下旬に京都市右京区の嵐山に建つ天龍寺にハスを見に行きました。
天龍寺は、京都五山に列せられる臨済宗のお寺です。
嵐山の観光名所と言えば、この天龍寺を真っ先に思い出す人もいるのではないでしょうか。
ハスは、7月が見ごろの所が多いのですが、早い所だと6月から咲き始めていることもあります。
天龍寺も、そろそろハスが咲き始めているのではないかと思い、この時期に訪れることにしました。
放生池のハス
車折神社(くるまざきじんじゃ)に参拝後、のんびりと西に向かって歩きました。
青空に浮かぶ白い雲と嵐山の風景は、夏を思わせます。
でも、私が嵐山を訪れた日は、京都はまだ梅雨入りしていませんでした。
天龍寺の最寄り駅は、京福電車の嵐山駅です。
駅を出てすぐの場所に天龍寺は建っているので、嵐山駅からだと道に迷うことはないでしょう。
JRの嵯峨嵐山駅からだと西に徒歩約10分です。
東側の入り口から境内に入ると、参道脇に放生池があります。
その放生池に多くのハスが植わっています。
大きな緑色のハスの葉が放生池を埋め尽くしています。
咲いている花が見当たらなかったので、来る時期が早かったかなと最初は思ったのですが、放生池を眺めていると、チラホラと咲き始めているハスの花がいくつか目に入りました。
全体的には、ハスは見ごろ前です。
私が訪れた時刻は、午後1時頃だったので、午前中であれば、もっと花弁が開いているハスが多かったのかもしれません。
放生池の中央に架かる石橋。
徐々に蓮のつぼみが膨らんできているようですが、まだまだ葉っぱの方が目立ちます。
とは言え、花弁を大きく広げたハスの花もありましたよ。
ここまで開かなくても良いのですが、全開であります。
横から見たハスの花。
天龍寺の放生池のハスは、白色の花ばかりでした。
ハスは、薄紅色の花をよく見かけますが、真っ白な花も爽やかで良いですね。
石垣の近くでは、つぼみがまだ固いハスもあれば、咲き始めているハスもあります。
この辺りのハスは、7月に入ると一斉に花を咲かせそうですね。
西側から見た放生池。
水面に映るハスの葉や青空もきれいでしたよ。
放生池のハスを見た後は、参道を少し歩きました。
カエデの葉が深緑色になり、夏を思わせる姿をしていました。
桜の季節の天龍寺は、人がとても多いのですが、梅雨から夏にかけては人が少なくなります。
今回は、放生池のハスを見るだけで天龍寺から出ました。
天龍寺は、夏の曹源池庭園も美しいですから、夏に嵐山を訪れることがあれば、ぜひ拝観してください。
なお、天龍寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。