2月上旬に京都市東山区の知恩院に参拝した後、南隣の円山公園を散策しました。
円山公園は春の桜が美しく、3月末から4月上旬にかけて、お花見に訪れる旅行者や観光客の方が非常に多いのですが、冬は人が少な目です。
とは言え、円山公園は東山散策の休憩に絶好の場所にあるので、まったく人がいないことはないんですけどね。
咲き始めた梅
円山公園は、京阪電車の祇園四条駅から東に7分ほど歩いた辺りにあります。
祇園四条駅からだと八坂神社の境内を抜けて行くのが近道ですね。
今回は、知恩院の参拝後だったので、北東から円山公園に入りました。
この辺りは、円山公園の東端で、近くに安養寺というお寺が建っています。
その安養寺の入り口の前に小ぢんまりとした梅林があります。
今まで円山公園に何度も訪れていますが、梅林があることは知りませんでした。
冬にこの辺りまで来たことがなかったので、まったく気づきませんでしたよ。
梅林の梅の花は、まだ咲き始めたばかり。
紅梅の枝先には、割と多くの花が咲いていましたが、見ごろに入るのはまだ先のようですね。
梅林は、2月15日以降に満開になりそうです。
ネコ、カモ、ハト
円山公園の東側から中央に向かって歩きます。
その途中、3匹のネコたちが寝転がっていました。
この日は、冬にしては暖かい気候だったので、ネコたちも日差しを浴びてポカポカと気持ちよさそうにしていましたよ。
草とじゃれていたミケと目が合いました。
警戒しているのか、何かもらえるのかと期待しているのか、どちらでしょうか。
さらに西に歩いて、池の前にやって来ました。
暖かい気候だったとは言え、やはり冬なので、池を見ると寒く感じますね。
多くの木の枝から葉がなくなっており、殺風景であります。
冬でも池で泳ぐ元気なカモ。
池の西側には、円山公園の象徴の枝垂れ桜が植えられています。
この枝垂れ桜は、とても背が高いので、枝だけの状態でも存在感がありますね。
その枝垂れ桜の近くには、翼を広げたハトがいます。
このハトも、以前からあったのでしょうが、これまで意識することがなかったので、じっくりと見たのは今回が初めてですね。
頻繁に訪れている場所でも、まだまだ知らないことが多いです。
円山公園の西側のソメイヨシノがたくさん植えられている一帯も殺風景です。
冬の桜は、他の木よりも寂しく見えます。
この後は、円山公園の西隣の八坂神社に参拝しました。