12月上旬。
京都市上京区の相国寺に参拝しました。
相国寺は、数はそれほど多くありませんが、カエデが植えられているので秋は紅葉を見ることができます。
紅葉時期は、他の京都の紅葉の名所よりも、若干遅く、例年12月に入っても紅葉狩りを楽しめます。
見ごろを保つ紅葉
相国寺は、地下鉄今出川駅から東に徒歩約5分の場所に建っています。
南側の入り口の総門前に到着。
総門をくぐり、参道を北に進むと、途中で東西の参道と交差します。
その東西の参道を少し東に歩くと、カエデが真っ赤に色づいていました。
上の方は、葉が散っていますが、全体的に見ごろを保っています。
私が参拝した日の前夜は、雨と風が強かったので、その影響で散ったモミジも多かったのではないでしょうか。
鐘楼と一緒に見る紅葉。
相国寺では、鐘楼付近の紅葉が特に美しいですね。
日当たりが良いためか、色づきが鮮やかで、惚れ惚れとする赤色に染まっています。
地面を覆う敷き紅葉も、晩秋のしみじみとした情緒を感じさせてくれます。
西に向かって紅葉を見ます。
奥には宝塔も見えますね。
鐘楼の北側には、開山堂が建っています。
開山堂の中からは、庭園の紅葉を見ることができるのですが、カエデの葉がほとんど散っていたので、今回は開山堂には拝観しませんでした。
それでも、塀際のオレンジ色のモミジは、半分くらい残っていましたよ。
屋根瓦にも、モミジが散り、晩秋のお寺らしい景色となっていました。
境内中央に建つ法堂(はっとう)の少し東側に植えられているカエデは紅葉が終わりに近づいていました。
地面は、見事な散り紅葉。
それでは法堂にお参りをしましょう。
法堂の天井には、龍が描かれています。
2018年の秋の特別公開は、12月15日までですから、それまでに相国寺に参拝すれば法堂、開山堂、方丈を拝観できますよ。
拝観料は800円です。
法堂の南側には、かつて三門が建っていたのですが、現在は松が多く植えられています。
それら松にまざってカエデも植えられており、紅葉が見ごろを保っていました。
三門址のカエデは、もう1本あるのですが、そちらは完全に葉を散らし冬の姿に変わっていましたよ。
相国寺の紅葉は、全体的に見ごろ過ぎで、そろそろ終わりが近づいていました。
散り紅葉は、12月10日頃まで楽しめるかもしれませんね。
この後は、京都御苑の紅葉を見に行きます。
なお、相国寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。