11月中旬に京都市東山区の養源院に紅葉を見に行った後、そこから東に数分歩いて智積院(ちしゃくいん)に参拝しました。
智積院は、広々とした境内に多くのカエデが植えられており、今の時期からきれいな紅葉を見られるようになります。
また、紅葉時期の京都は、とても人が多いのですが、智積院は他の紅葉の名所と比較すると人が少な目です。
参道の紅葉
智積院の最寄り駅は、京阪電車の七条駅です。
駅からは、東に徒歩約7分で智積院の入り口に到着します。
市バスだと、「博物館三十三間堂前」から東に徒歩約5分ですね。
この日は、曇り空で時折小雨がパラパラと降る天気。
あまり紅葉狩りには適さない天気でしたが、智積院の参道では、紅葉が見ごろに入っていましたよ。
庭園の拝観受付付近のカエデは、真っ赤に色づいている葉もあれば、黄色に染まっている葉もあります。
参道は、錦秋の秋と言うにふさわしい紅葉風景。
私が訪れた時は、境内にとても人が多かったです。
言葉を聞いていると海外からお越しの方のようで、境内全体で旅行者や観光客の方が100人くらいはいたと思います。
これまで、何度も紅葉時期に智積院を訪れていますが、こんなに人が多かったのは今回が初めてです。
以前は海外からの旅行者の姿はほとんどなかったのですが、どうやら智積院が紅葉の名所だと海外の方々にも気づかれたようです。
とは言え、ツアーでお参りに来ていたようで、しばらくすると一気に人がいなくなり、いつもの静かな境内に戻りました。
それでは、参道の奥に建つ金堂の中に入って大日さまにお参りをしましょう。
金堂から見る紅葉も、なかなかきれいでしたよ。
金堂や鐘楼と一緒に見る紅葉
金堂にお参りをした後、北東の空が晴れてきました。
やっぱり、紅葉は青空の下で見る方がきれいですね。
イチョウも黄葉していました。
でも、イチョウの葉は半分くらいが散っています。
9月と10月の台風で、葉が吹き飛ばされたのでしょうね。
2018年の京都のイチョウは、このように台風の影響で黄葉する前に葉を散らしたものが多いです。
鐘楼の近くのカエデも良い具合に紅葉していました。
真っ赤なモミジと青葉の対比がきれいです。
全ての葉が真っ赤なカエデも美しいですが、様々な色が混ざったカエデもまた違った趣があって良いものです。
鐘楼の近くのコケもみずみずしくてきれいです。
下からカエデを見上げると、緑色の葉が目立ちます。
赤色、オレンジ色、緑色など、様々な色のモミジ。
再び参道に戻り、金堂と一緒に紅葉を眺めます。
まだ、真っ赤なモミジになるまでは、もう少し時間がかかりそうですが、それでも十分に見ごろと言える色付きです。
北に向かう参道脇のカエデが真っ赤に紅葉していました。
頭上に広がる秋空もきれいでしたよ。
この後は、北隣に建つ妙法院の紅葉を見に行きました。
なお、智積院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。