3月下旬に京都市北区の平野神社に参拝しました。
平野神社は、京都市内でも有名な桜の名所で、早咲きから遅咲きまでたくさんの品種の桜が植えられています。
今の時期は、神門の前に植えられている魁(さきがけ)と呼ばれる枝垂れ桜が見ごろを迎えます。
また、他の早咲きの枝垂れ桜も同じように見ごろとなります。
今回の参拝は、これら早咲きの枝垂れ桜を見ることが目的です。
満開の魁桜
平野神社の最寄り駅は、京福電車の北野白梅町駅です。
駅からは、北に徒歩約5分で、平野神社の西側の鳥居の前に到着します。
市バスだと「衣笠校前」で下車して、徒歩約3分です。
西の鳥居をくぐると、参道の両脇にたくさんの店が出ていました。
でも、営業しているお店は少なかったです。
例年だと、まだ桜の開花前の時期ですから、本格的に営業していないのでしょうか。
しかし、2018年の京都のソメイヨシノは3月22日に開花し、私が訪れた日は平野神社でも3分咲きから5分咲きまで花が開いていましたよ。
参道を東に進むと、背の高い枝垂れ桜があります。
空から降り注ぐような枝垂れ桜が、ちょうど見ごろを迎えていました。
神門の前にやってきました。
魁が満開になってますね。
平野神社で特に人気のある桜なので、周囲は常に人がいっぱい。
なので、人が写らないように魁桜を撮影することはほぼ不可能です。
魁桜の上の方も、びっしりと花が咲いています。
横から見た魁桜。
人が写っていないように見えますが、小さく写っているんですよね。
無人の写真を撮ろうと思ったら、早朝に参拝するしかないでしょう。
枝先も、びっしりと花が咲いています。
神門をくぐります。
奥には拝殿が建ち、さらに奥には本殿があります。
それでは本殿にお参りをしましょう。
本殿の近くにも、多くの桜が植えられていますが、まだほとんどの桜が開花前でした。
ソメイヨシノが満開になる頃に訪れれば、本殿周りも華やかになっているはずですよ。
桜苑の早咲きの桜
本殿にお参りを済ませ、神門から出ました。
参道脇にも、多くの桜が植えられており、この日は濃いピンク色の花を咲かせる陽光桜が満開となっていました。
境内の南東にある桜苑に入りましょう。
桜苑に入るには、1口100円の募金に協力しましょう。
桜苑の中の枝垂れ桜も、見ごろになっていました。
桜苑の中には、上の写真に写っている薄紅色の枝垂れ桜と白っぽい枝垂れ桜があります。
どちらも同じくらいの咲き具合でしたよ。
桜苑のソメイヨシノ。
あと少しで見ごろに入りそうです。
黄色の菜の花と緑色の芝生も、春らしいですね。
こちらは雪山という桜です。
すでに満開になっています。
雪山を近くで見ましょう。
茶色い葉が生えています。
ヤマザクラに似ていますが、同じ系統の品種なのでしょうか。
雪山は、そよ風が吹いただけで、花弁が散っていましたから、そろそろ見ごろを終えそうです。
桜苑から外に出ます。
帰りは、東側の鳥居から出ましょう。
東側に植えられた彼岸桜も満開でしたよ。
平野神社の早咲きの枝垂れ桜は、3月いっぱいはきれいな姿を保っていそうです。
その後も平野神社では、いろんな桜が咲くので、4月末までは、お花見を楽しめますよ。
なお、平野神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。