2月末。
京都市東山区の法住寺に参拝しました。
法住寺には、2月3日の節分会の時にも訪れていますが、今回は梅を見ることが参拝の目的です。
梅の数は少ないですが、白梅、紅梅、枝垂れ梅と様々な梅の花を見れるのが法住寺の良いところです。
境内の梅は開花前
法住寺の最寄り駅は、京阪電車の七条駅です。
駅から七条通を東に5分ほど歩き、三十三間堂を過ぎて南に進むと法住寺の山門の前に到着します。
市バスだと「博物館三十三間堂前」から徒歩約3分です。
山門の前には、白梅が植えられているのですが、この日は1輪だけしか花が咲いていませんでした。
2018年の京都の梅の開花は例年よりも10日以上遅れており、昨年との比較でも2日遅かったそうです。
2017年も梅の開花が遅いなと思ったものですが、今年はさらに開花が遅れています。
境内に入ります。
十三重石塔の近くの枝垂れ梅の枝が赤くなっていたので、咲き始めているように見えましたが、まだ1輪も花はありませんでした。
法住寺の枝垂れ梅は咲くのが遅めですから、2月末ではこんなものでしょう。
不動堂近くの梅はつぼみの状態。
この梅も毎年開花が遅めです。
それでは、不動堂にお参りをしましょう。
中には、後白河法皇の守護仏と伝わる不動明王が祀られています。
龍宮門前の紅梅
山門の南側にある龍宮門から外に出ます。
龍宮門の前には、紅梅が植えられており、こちらは見ごろを迎えていました。
奥に見える朱色の塀は、三十三間堂です。
青空を背景に見る紅梅は、赤色が際立ちます。
この紅梅は、法住寺の梅の中では最も早く開花します。
真紅の八重咲きの花が特徴的です。
少し離れて龍宮門と一緒に紅梅を観賞。
遠目だと、まだ5分咲き程度ですね。
龍宮門から少し南に行くと、塀際に背の低い紅梅が植えられています。
こちらの紅梅も、良い具合に花が咲いていました。
以前よりも背が高くなっているようです。
龍宮門前の紅梅と同じくらいの高さになるには、あと何年くらいかかるのでしょうか。
背の低い紅梅は、一重のピンク色の花を咲かせています。
かわいらしい色ですね。
つぼみがたくさん残っていたので、これからもっと華やかになりそうです。
法住寺の梅は、2月末時点だと紅梅だけが見ごろで、その他は全くと言っていいくらい花が咲いていませんでした。
山門前の白梅や境内の梅は、3月10日以降に参拝するときれいに咲いていそうですよ。
この後は、智積院(ちしゃくいん)の梅を見に行きました。
なお、法住寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。