2月末に京都市下京区の興正寺に梅を見に行った後、そこから南西に10分程度歩いて梅小路公園に行ってきました。
梅小路公園もその名のとおり、梅の名所です。
毎年2月の終わりから3月の初めにかけて公園内の梅林では、梅まつりが行われます。
2018年は、2月24日から3月4日までが、梅まつりの開催期間です。
見ごろの紅梅
梅小路公園の最寄り駅は、京都駅です。
駅からは西に徒歩約15分で、梅小路公園に到着します。
遊歩道の脇では、紅梅が見ごろを迎えていました。
梅林があるのは、公園内の南東です。
梅林は、「梅こみち」と名付けられ、約14品種、140本の梅が植えられています。
その梅林にやって来ると、紅白の幕で周囲が覆われており、まさに梅まつり真っ最中でしたよ。
2月末時点で、特に多くの花を咲かせていたのが紅梅です。
どの紅梅も満開見ごろで、周囲には甘酸っぱい香りが漂っています。
近づいて八重咲きの紅梅を観賞。
枝先までびっしりと赤色の花が咲いています。
花弁がたくさんあってボリューム満点。
白梅は、まだ咲き始めたばかりです。
それでも3分咲き程度まで開花が進んでいたため、割と華やかでしたよ。
特にこの日は、雲ひとつない青空が頭上に広がっていたので、純白の梅の花が映えます。
梅林の中には、床几台がいくつか設置されており、多くの人が腰かけ、のんびりと梅の花を眺めていました。
咲き誇る紅梅と青空。
のどかな早春の昼下がりは、観梅にもってこいの時間帯ですね。
いつまでも、梅の花を観賞し続けていたくなります。
紅梅の奥に見える白梅は、他の白梅よりも咲き進んでいました。
品種や日当たりなど、条件が違えば開花時期も変わるのですね。
梅林から公園内を西に歩きます。
遊歩道わきにも所々に梅の木が植えられていますから、散歩しながら梅を見ることができますよ。
奥には京都水族館が見えます。
再び梅林に戻ってきました。
少し離れた所から見た方が、梅林は華やかさがありますね。
梅まつりの最終日の3月4日には、梅の剪定講習会も行われるそうですよ。
その頃は、白梅も多くの花を咲かせており、梅小路公園の梅林全体が最も美しくなっていることでしょう。
京都駅周辺に出かけることがあれば、少し足を延ばして梅小路公園に梅を見に行ってはいかがでしょうか。