1月上旬。
京都市北区の平野神社に新年の参拝に行ってきました。
平野神社は、桜の名所として知られています。
境内には、数多くの品種の桜が植えられていることから、春には多くの参拝者で賑わいます。
でも、真冬に平野神社を訪れる人は少ないですね。
十月桜が咲く境内
京福電車の北野白梅町駅から北に5分ほど歩くと、平野神社の西側の鳥居の前に到着します。
市バスだと「乾隆校前」で下車してすぐですね。
今回は、北野天満宮への参拝後だったので、東の鳥居から境内に入ることに。
東側の鳥居の前には、初詣ののぼり。
正月らしい雰囲気ではありますが、三箇日を過ぎているため、参拝者の姿がまばらです。
鳥居をくぐって参道へ。
春は、桜で華やかになる参道も、真冬は殺風景です。
この風景を見ていると、冬の冷たい風がさらに冷却される感じです。
肌に当たる風がとても冷たいです。
手水鉢に流れる水で手と口を清めましょう。
そして、神門へ。
神門の近くには、3月の終わり頃に開花する魁桜(さきがけさくら)という枝垂れ桜が植えられています。
この魁桜は、平野神社でも人気の桜で、満開になると大勢の旅行者や観光客の方が見に来ますよ。
神門をくぐると正面に拝殿が建っています。
そして、拝殿の後ろに本殿があるのでお参りをしましょう。
本殿の脇には、奉納されたお酒がずらっと並んでいましたよ。
実は、平野神社では真冬でも桜を見ることができます。
正月の時期に花を咲かせているのは十月桜です。
拝殿の北側の十月桜は、まずまず多くの花を咲かせていましたよ。
花が小さいのでソメイヨシノのような華やかさはありませんが、冬枯れの景色の中で花を咲かせる十月桜は、気分的に寒さを和らげてくれますね。
十月桜の奥にはサザンカも咲いていましたが、こちらは落花が盛んで、枝に残っている花も汚れが目立っていました。
本殿の南側の十月桜は、少し寂しい状態。
社務所の近くにも十月桜が植えられています。
こちらの十月桜は、少し枝垂れていますね。
そういう品種なのでしょうか。
それにしても冬の平野神社は、参拝者が少ないですね。
おかげで静かに参拝できましたが、お店が出ていた方が正月気分に浸れるのですが。
西側の鳥居の近くにやってきました。
ここにも寒桜が植えられていますが、花は少な目でした。
広がる青空を見上げても、寒さを感じる風景であります。
また桜が咲く頃に平野神社に参拝したいですね。
なお、平野神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。