11月中旬に京都市左京区の白沙村荘橋本関雪記念館に紅葉を見に行った後、哲学の道を歩きました。
白沙村荘は銀閣寺の近くに建っており、そして、哲学の道の北の入り口はその中間くらいにあります。
今回は、哲学の道を北から南に歩きながら紅葉狩りです。
見ごろの紅葉や見ごろ前の紅葉
哲学の道は、京阪電車の出町柳駅から今出川通を東に20分ほど歩いた辺りにあります。
市バスだと、「銀閣寺前」で下車してすぐですね。
哲学の道の北側の入り口付近には、あまり人がいませんでした。
哲学の道は、春の桜の方が有名で、紅葉狩りに訪れる人は意外と少な目なのです。
それでは、南下していきましょう。
哲学の道沿いには、カエデはあまり植えられていません。
でも、道沿いの民家やお店がお庭にカエデを植えており、そのカエデの葉が秋になると紅葉するんですよね。
竹垣の向こうのカエデが真っ赤に色づいていました。
竹垣の奥には、数本のカエデがありましたが、紅葉の見ごろを迎えていたのは、この1本だけでした。
哲学の道を琵琶湖疏水の流れと逆行するように南に歩いていきます。
途中の疎水沿いのカエデは、紅葉の見ごろ前のものが多かったです。
まだまだ緑色が目立つカエデも多かったですね。
深い赤色のモミジがありました。
下の方にまだ緑色の葉が多かったので、これからもっと鮮やかな赤色になりそうです。
この日、最もきれいに色づいていたのは、哲学の道のちょうど南北の中間あたりにある民家のカエデでした。
とても立派なカエデで、どの葉も真っ赤に染まっていましたよ。
近くには、白色の花をたくさん咲かせたサザンカもありました。
紅白の共演が、とてもきれいでしたよ。
哲学の道から西に目をやると、光雲寺の紅葉が見えます。
以前に特別公開が実施され、その時に光雲寺の紅葉を見たことがあるのですが、こちらも美しかったですよ。
まだ色づき始めて間もないモミジは、逆光で見るのがおすすめです。
順光だとくすんだ赤色に見えますが、逆光だと光が透過して葉がキラキラと輝いているように見えます。
哲学の道の南側の若王子橋(にゃくおうじばし)にやってきました。
ここの紅葉は、毎年、色づくのが早めで、すでに見ごろを迎えていましたよ。
哲学の道の紅葉は、11月末まで楽しめます。
数は少ないですが、人も少なめなので、のんびりと歩きながら紅葉狩りをしたい方におすすめです。
この後は、永観堂に紅葉を見に行ってきました。