11月13日に京都市中京区の神泉苑に参拝しました。
神泉苑は、境内に大きな池があり、その周囲にカエデが植えられています。
カエデが紅葉し、池とともに美しい風景を見せてくれるのが秋の神泉苑の魅力ですね。
まだ時期的に紅葉の見ごろには若干早いですが、色づき具合を確認するために神泉苑に訪れた次第です。
一部赤く色づくカエデ
神泉苑は、地下鉄二条城前駅から南西に5分ほど歩いた辺りに建っています。
御池通に面する鳥居が、神泉苑の入り口となっています。
鳥居をくぐって境内に入ると、広い池が現れます。
その池にかかる朱色の反り橋が、神泉苑特有の雅な風景を作り出しています。
やはり、訪れる時期が早かったようで、まだカエデは色づき始めたばかりです。
池全体を見渡しても、紅葉している木は少なく見ごろ前ですね。
この日は、晴れていたため、水面に社殿がきれいに映り込んでいましたよ。
日が西に傾き、秋の夕方らしい景色になっています。
池越しに見る社殿と紅葉。
こうやって見ると、カエデが鮮やかな赤色に染まっているように見えますね。
ただ、逆光のため、カエデの葉が輝いているだけで、実際には緑色の葉の方が多かったですよ。
それでは、善女龍王社にお参りをしましょう。
平安の昔、日照りが続く中、空海が雨乞いをして善女龍王を神泉苑に呼び寄せたという伝説がありますね。
お参りをしていると、、当然、グアーグアーと大きな声が聞こえてびっくりしました。
池を泳ぐカモたちが一斉に鳴きだしたようです。
静かな境内で、いきなり大声を上げられると、大げさなくらい驚いてしまいます。
神泉苑のカエデは、一部で赤くなっているものありましたが、まだまだ緑色が目立つ状態。
紅葉狩りをするのは、まだ早かったですね。
最後に神泉苑全体を眺めて境内から出ました。
11月13日の状況から予想すると、神泉苑の紅葉の見ごろは11月20日以降になりそうです。
これから気温が下がっていくそうで、紅葉が進むと思いますが、神泉苑の紅葉が見ごろに入るのはもうしばらく後になるでしょうね。
なお、神泉苑の詳細については以下のページを参考にしてみてください。