妙蓮寺の山門前と境内で咲くフヨウ・2017年

9月上旬。

京都市上京区の妙蓮寺に参拝しました。

この時期の妙蓮寺は、山門前と境内でたくさんのフヨウが花を咲かせます。

フヨウは、8月から咲き始めますが、涼しくなりはじめた9月に見に行く方が暑くなくて良いですね。

山門前のフヨウ

妙蓮寺は、市バス停「堀川寺ノ内」から西に2分ほど歩いた辺りに建っています。

南側の入り口の山門の前に到着すると、予想したとおり多くのフヨウが花を咲かせていました。

山門

山門

空に向かって咲く赤色のフヨウ。

赤色のフヨウ

赤色のフヨウ

こちらは白色のフヨウです。

白色のフヨウ

白色のフヨウ

白色と赤色が混ざったフヨウもありましたよ。

これはスイフヨウでしょうか。

白色と赤色のフヨウ

白色と赤色のフヨウ

境内のフヨウ

山門をくぐって境内に入ります。

妙蓮寺の境内は、山門の前よりもたくさんのフヨウが植えられています。

鐘楼脇のフヨウも良い具合に花を咲かせていますね。

鐘楼付近のフヨウ

鐘楼付近のフヨウ

まずは本堂にお参りをしましょう。

本堂

本堂

妙蓮寺は、本門法華宗の大本山で、日像上人を開基とします。

永仁3年(1295年)に酒屋の柳屋仲興が日像に帰依し、西洞院五条の自邸を提供して寺に改めたのが始まりです。

当初は柳寺と称していましたが、応永年間(1394-1428年)に大宮通七条下るに伽藍を移築造営し、妙蓮寺に改称しました。

なお、現在地に移転したのは天正15年(1587年)の豊臣秀吉の聚楽第造営の時です。

本堂付近に植えられているフヨウは、やや花が少な目でしたが、薄紅色の花がきれいに咲いてましたよ。

本堂前のフヨウ

本堂前のフヨウ

こちらは妙蓮寺の駐車場に植えられているフヨウです。

駐車場のフヨウ

駐車場のフヨウ

妙蓮寺の境内では、駐車場付近と本堂の前が最も多くのフヨウが植えられていますね。

まだ、つぼみが多く残っているので、これからもっと華やかになりそうです。

境内の北側の寺務所近くにやってきました。

寺務所前のフヨウ

寺務所前のフヨウ

こちらのフヨウも空に向かって元気に花を咲かせています。

本堂の前にある井戸付近では、真っ白なフヨウの花が咲いていましたよ。

フヨウと井戸

フヨウと井戸

妙蓮寺のフヨウは、9月中旬くらいまでは楽しめそうですね。

普段は、あまり参拝者が多くないお寺ですが、フヨウが咲く時期はいつもよりも参拝者が多めです。

それでも、境内が混雑することはないので、のんびりとフヨウを観賞できますよ。

フヨウが終わって10月に入れば、御会式桜(おえしきさくら)も咲き始めますね。

なお、妙蓮寺の詳細は以下のページを参考にしてみてください。

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