8月末に清水寺に参拝した後、清水界隈を散策しました。
清水は、昔ながらの京都の町並みが残っていることから、観光や旅行でお越しの方に人気があります。
特に近年は、海外からお越しの方の姿が多くなっており、以前よりも賑やかになっていますね。
清水坂から三年坂
清水寺の仁王門の正面にある清水坂を下っていきます。
清水坂の両脇には、八ッ橋屋さんや扇子屋さんなど、多くのお店が軒を並べています。
夏の暑い時期にもかかわらず観光客がとても多く、どのお店も賑わっていましたよ。
五条坂の途中から、北側へ下る三年坂にやってきました。
この三年坂を上って、清水寺の子安塔(こやすのとう)に安産祈願に詣でる風習があることから、産寧坂とも呼ばれていますね。
こちらは、三年坂のイノダコーヒーです。
コーヒー店も、和風の建物をしているので、京都らしい景観が保たれています。
様々な角度から見る八坂の塔
三年坂の途中で西へと向かう八坂通に入ります。
八坂通も、緩やかな下り坂となっています。
このまま八坂通を下りていくと、法観寺の八坂の塔が現れます。
サルスベリと一緒に眺める八坂の塔は、京都の夏を感じさせる風景です。
もう8月も終わりが近づいているのですが、残暑が厳しく、まだ真夏の暑さであります。
かき氷の案内と八坂の塔も、京都の夏らしい景色ですね。
再び三年坂に戻り、そこから北に歩いて二年坂に入ります。
最近、二年坂にスターバックスコーヒーが出店し話題を集めています。
町家を改装したお店で、畳に座ってコーヒーをいただけるそうです。
外観は京町家そのままで、一見しただけでは、そこがスターバックスだと気付きません。
ロゴの看板があるのですが、これもあまり目立ってないですね。
高台寺の近くにやってきました。
ここから眺める八坂の塔も定番と言えるでしょう。
高台寺の台所坂を下ります。
両脇のカエデの木々が日差しを遮ってくれているので、少しばかりひんやりとしてます。
台所坂の下には、ねねの道があります。
高台寺は、豊臣秀吉の正室のねねと縁のあるお寺です。
ねねの道の名は、それが由来で付いたのでしょう。
ねねの道から眺める八坂の塔も、なかなか味わい深い景色であります。
この辺りは、よく人力車が走っているので、明治時代のような趣を感じることもできます。
夏の終わりの清水界隈は、人が多かったです。
春や秋ほど人は多くないですが、この付近を歩くと、東山が観光地として人気があることを実感しますね。