6月下旬。
京都市左京区の岡崎に建つ岡崎神社に参拝しました。
当初は、岡崎神社に参拝する予定はなかったのですが、丸太町通に面した岡崎神社の鳥居に茅(ち)の輪が設置されているのを見て、せっかくだからお参りして行こうと思った次第です。
半年間の穢れを祓う
岡崎神社は、市バス停「岡崎神社前」で下車してすぐの場所に建っています。
鳥居に設置された茅の輪。
茅の輪は、左、右、左とくぐり、最後にもう1回くぐって本殿へ向かいます。
茅の輪をくぐると、この半年間に体についた穢れを祓うことができると古くから言い伝えられていますね。
私の体についた穢れも取れたことでしょう。
なお、6月30日には岡崎神社で、夏越(なごし)大祓式が行われます。
岡崎神社に限らず、京都の各神社で夏越の祓が行われますよ。
茅の輪が設置された鳥居をくぐり参道を北に歩きます。
参道の正面にたくさんの木々が植えられており、その奥に本殿が建っています。
参道脇の神楽殿の近くの盛砂と石組。
ちょっとした枯山水庭園のようであります。
雨社
本殿の前にやって来ると、赤ちゃんと一緒にお参りされたご夫婦が記念撮影をしていました。
岡崎神社は、安産祈願の神社として有名ですから、お礼参りに参拝したのかもしれませんね。
しばらく時間がかかりそうだったので、境内の東奥に建つ雨社からお参りすることに。
雨社は、その名のとおり、天雨の恵みにより五穀豊穣を祈る雨乞いの神さまを祀っています。
祭神は、大山祇命(おおやまつみのみこと)、句々廼馳命(くくのちのみこと)、国挟槌尊(くにさつちのみこと)、豊宇気媛命(とようけひめのみこと)、闇象女命(みづはのめのみこと)の5柱です。
元は、大文字山の山中の祠に祀られていた龍神さまだったそうです。
安目社とも呼ばれており、目の病気平癒のご利益もあるのだとか。
境内のウサギたち
雨社にお参りを済ました後、境内を散策。
手水屋には、たくさんの絵馬がかかっています。
この手水屋には、黒色の子授けうさぎ像がありますよ。
こちらがその子授けうさぎ像です。
水を掛けてお腹さをさすって祈願すると子宝に恵まれ安産になると信仰されています。
体が渇いているようでしたから、水を掛けておきましたよ。
本殿へと続く石段の前には、ウサギのおみくじがたくさん並んでいます。
たくさんの小さなウサギが並ぶ光景も岡崎神社ならではです。
こちらは、本殿の前に座る狛兎です。
いつ見ても、愛くるしい表情をしていますね。
向かい側には、口を開けた阿形(あぎょう)の狛兎もいますよ。
ご夫婦の記念撮影が終わったようですから、本殿にお参りをしましょう。
岡崎神社は、安産の他に方除や厄除のご利益も授けてくれるので、今年の残り半年間に災厄にみまわれないように祈願しておきましたよ。
なお、岡崎神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。