6月中旬。
京都市伏見区の藤森神社(ふじのもりじんじゃ)に参拝しました。
藤森神社では、毎年6月に入ると、あじさいまつりが行われ、境内にある2つの紫陽花苑を拝観できます。
3,500株ものアジサイが植えられていることから、藤森神社は京都のアジサイの名所として有名です。
第一紫陽花苑
藤森神社は、京阪電車の墨染駅から北東に5分ほど歩いた辺りに建っています。
南側の鳥居をくぐり長い参道をまっすぐ北に向かって歩きます。
途中、左手の紫陽花苑が目に入り、すぐにアジサイを見に行きたくなりましたが、まずは本殿にお参りです。
藤森神社に祀られているのは、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、神功皇后(じんぐうこうごう)、日本武尊(やまとたけるのみこと)など12柱です。
たくさんの祭神が祀られているので、どんな願い事も聞いてもらえそうですね。
本殿にお参りを済ませ、参道の西側にある第一紫陽花苑へ。
入苑料は、2ヶ所の紫陽花苑共通で200円でした。
300円のはずですが、今年は空梅雨でアジサイの育ちが悪いから入苑料を下げたのでしょうか。
第一紫陽花苑に入ると、色とりどりのアジサイの花が無数に咲いていました。
確かに花は少ないようですが、華やかさは十分です。
狭い遊歩道をゆっくりと歩き、周囲のアジサイを観賞します。
すると、巨大なアジサイを発見しました。
写真ではわかりにくいですが、バレーボールくらいの大きさでしたよ。
第一紫陽花苑の見どころは、何と言っても、苑内に建つ東屋と一緒に見るたくさんのアジサイです。
紫色、青色、白色など、様々な種類のアジサイが一斉に咲く風景は、梅雨らしさを感じます。
梅雨はジメジメとした印象がありますが、真っ青なアジサイを見ていると気分が爽やかになります。
ハート形のアジサイもありました。
紫陽花を見に行くと、必ずハート形のアジサイを探してしまいます。
第一紫陽花園の出口付近のアジサイ。
神社の建物とアジサイがよく調和しています。
第二紫陽花苑
続いて本殿の東側にある第二紫陽花苑に入ります。
第二紫陽花苑は、第一紫陽花苑ほどは華やかではありません。
日差しを受けやすい場所にあるためか、疲れている感じのアジサイが多かったですね。
それでも、本殿の真後ろにやってくると、赤色のアジサイがみずみずしい姿を見せてくれました。
社殿と一緒に眺めるアジサイ。
藤森神社には、西洋アジサイだけでなくガクアジサイも多く植えられています。
今年は、ガクアジサイの方が咲き具合が悪く、まだこれから咲き始める緑色の小さな葉が目立っていました。
おそらく、6月の終わり頃に紫陽花苑は、もっと華やかになっていると思います。
第二紫陽花園から外に出ました。
先ほどまで木陰にいたせいか、青空がとてもまぶしく感じましたよ。
なお、藤森神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。