4月上旬。
京都府宇治市の縣神社(あがたじんじゃ)に参拝してきました。
縣神社には、以前に何度か参拝しています。
でも、春に縣神社を訪れるのは今回が初めてです。
以前から境内に枝垂れ桜が1本植えられているのに気づいていて、春に一度は見に来たいなと思っていました。
見ごろ過ぎの枝垂れ桜
縣神社は、JR宇治駅から徒歩約5分の場所に建っています。
京阪電車だと南に向かって徒歩約10分ですね。
縣神社の鳥居の前にやってきました。
鳥居から一直線に伸びる参道の奥に本殿が建っています。
その本殿に向かって参道を進みます。
そして、お参りです。
本殿に祀られているのは、木花開耶媛命(このはなさくやびめのみこと)です。
当社は、宇治県の守護神として創建されたと伝えられています。
永承7年(1052年)に藤原頼通が平等院を建立する際にその鎮守社となりました。
本殿の左前に植えられている立派な枝垂れ桜。
どうやら散り始めているようです。
それでも、何とか見ごろを保っている感じですね。
縣神社の祭神の木花開耶媛命は女神で、木花は桜の木と言われています。
境内の枝垂れ桜は、木花開耶媛命を祀る神社にぴったりですね。
枝垂れ桜の足元を見ると、多くの花弁が散っていました。
散りゆく桜のはかないことよ。
枝先には、まだ多くの花が残っています。
満開の時は、もっとたくさんの花がついていたのでしょうね。
狛犬と一緒に見る枝垂れ桜は、神社らしい景色です。
私が縣神社に参拝した日は曇り空でした。
枝垂れ桜の花が盛りを過ぎて白くなっており、曇り空の下で見ると、花と雲の区別がつきにくかったです。
少しでも風が吹こうものなら、花が散ってしまいます。
散りゆく桜の花には、しんみりとした情緒を感じます。
以前に縣神社に参拝した時には、境内に犬がいたのですが、この日は姿が見えませんでした。
散歩に出かけていたのでしょうか。
縣神社に参拝する人は、とても少なく、私が訪れた時には境内に2人しかいませんでした。
枝垂れ桜が満開の時には、もっと人が多かったとは思いますが、それでも混雑するほどではなかったのかもしれません。
春に宇治に観光で訪れた時は、縣神社にも、ぜひ参拝してください。
この後は、近くの平等院に桜を見に行きました。
なお、縣神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。