11月中旬。
京都市右京区の嵯峨野を訪れました。
今回、嵯峨野に訪れたのは、小倉山に建つ大河内山荘に紅葉を見に行くためです。
これまで何度も嵯峨野や嵐山に紅葉を見に行ってますが、大河内山荘を訪れるのはこれが初めてであります。
見ごろを迎えた紅葉
大河内山荘の最寄り駅はトロッコ嵐山駅です。
駅を出れば、大河内山荘への道しるべがあるので、それに従って3分ほど歩けば拝観受付に到着します。
渡月橋の北側からだと大堰川(おおいがわ)沿いを西に歩き、途中で亀山公園を登って行けば約15分で大河内山荘に着きます。
大河内山荘の拝観料は1,000円です。
以前は800円だったそうですが、値上がりしてます。
受付を済ませて順路に従い山荘の中へ。
庭園の入り口付近では、多くの旅行者の方が写真撮影をしています。
大河内山荘の中は、海外からお越しの方が多かったです。
国内から観光で嵐山に訪れる人は、拝観料の高さから大河内山荘に入らないのかもしれません。
でも、海外からの旅行者の方々は、せっかく来たのだから拝観料が高めでも、大河内山荘を見ておこうという気になるのかもしれませんね。
拝観料よりも旅費の方が高額ですから。
青々とした芝生。
その周囲のカエデの木は、どれもきれいに色づいています。
それでは、茶席に向かいましょう。
茶席が設けられている辺りは、特に紅葉が美しいですね。
真っ赤なモミジもあれば、オレンジ色のモミジもあります。
もう十分に見ごろですね。
茶室と紅葉
茶室の中に入ります。
大河内山荘は、拝観料にお茶代も含まれています。
毛氈が敷かれた床几台に腰をおろし、山荘の方にお茶券を渡すと最初にお茶菓子を頂けます。
そして、しばらくすると抹茶が到着。
大河内山荘に来る前に随分歩いていたので、紅葉を見ながらお茶を飲んで休憩しましょう。
茶室の中から眺める紅葉も美しいですね。
時刻は午後3時を過ぎていたので、モミジが西日に照らされて輝いています。
それにしても色鮮やかなモミジであります。
2016年の京都は、どこも紅葉がきれいです。
どうやら今年は紅葉の当たり年のようですね。
茶室を出て、近くの紅葉を見て廻ります。
拝観者が多いので、さすがに無人の写真を撮影するのは無理です。
でも、一時的に人が少なくなる時があるので、その瞬間を待てば無人に近い写真を撮ることは可能です。
それにしても、鮮やかな赤色ですね。
真紅とは、このような色のことを言うのでしょう。
隣の黄色く色づいたカエデのおかげで、真っ赤なモミジがより鮮やかな赤色に見えましたよ。
そろそろ茶席から移動することに。
山荘に入って来たときに見た芝生の周囲の紅葉が、逆光でキラキラと輝いていました。
この後は、大乗閣から展望台へと向かいます。