10月下旬。
京都市下京区の梅小路公園を訪れました。
梅小路公園は、七条通とJRの線路の間にある大きな公園で、いつも人で賑わっています。
数年前には京都水族館ができ、また今春には京都鉄道博物館も開館したので、梅小路公園は以前よりもさらに人が多くなっていますね。
秋の草花と真っ青な芝生
梅小路公園は、京都駅から西に10分ほど歩いた辺りにあります。
京都駅から水族館行きのバスに乗ると便利です。
梅小路公園の南東の入り口にやってきました。
入り口では、白色や赤色など様々な色の花を咲かせたコスモスがお出迎え。
公園の中に入ると、小さな機関車がありました。
この機関車は、7100形(義経号)蒸気機関車で、京都・梅小路まちづくり推進協議会の「京都・梅小路みんながつながるプロジェクト」で、2016年3月に設置されたもののようです。
北に京都水族館、西に緑の館と京都鉄道博物館があることを示しています。
遊歩道の脇には、終わりかけの萩の花。
少しずつ秋が深まっています。
遊歩道の両脇に植えられているカエデも、上の方の葉が赤く色づき始めていました。
まだ紅葉の見ごろには1ヶ月近くかかりますが、この色づき具合を見ていると例年よりも見ごろが早まるかもしれません。
でも、カエデの葉の色付きは、これからの気温の変化に左右されますから、まだどうなるかはわかりません。
遊歩道をさらに奥に進むと、小川があります。
小川の流れを見ていると、心が和みます。
梅小路公園の中央の広大な敷地には、真っ青な芝生。
現在、芝生の養生中とのことで、これより中に入れません。
でも、芝生に入れないのは一部分だけで、青々としている芝生には入ることができましたよ。
公園内の東側には秋の花がたくさん咲いていました。
この辺りは、季節に応じて様々な花が咲きます。
公園内の北東では、ススキがたくさんの穂を実らせていました。
まるで、何本ものホウキを逆さに立てているかのようであります。
ススキの穂を見ていると、なぜかもの悲しさを感じますね。
京都水族館の近くでは、白色のシュウメイギクも咲いていました。
梅小路公園は、様々な場所で花を見れるのが魅力です。
公園内の西の方にも、多くの花が植えられていますが、今回は、そこまで行かずに梅小路公園から出ることにしました。
梅小路公園は、近くに東寺や西本願寺といった世界遺産に登録されている寺院があります。
これらのお寺の拝観の途中に休憩を兼ねて梅小路公園を散策すると良いでしょう。