2016年8月17日から31日までの期間、京都市左京区の下鴨神社で、「下鴨神社 糺の森の光の祭」が開催されます。
これまで下鴨神社には何度も参拝しているのですが、夜間に訪れたことはありません。
なので、今回のイベントは初めての夜間拝観にちょうど良い機会ということで、8月17日の初日に下鴨神社に「下鴨神社 糺の森の光の祭」を見に行ってきました。
様々な色に照らされた糺の森
下鴨神社の最寄り駅は、京阪電車の出町柳駅です。
駅から北に5分ほど歩くと、下鴨神社の参道になっている糺(ただす)の森の入り口に到着します。
ライトアップは午後6時からなのですが、初日は内覧式があるので午後8時からの点灯とのこと。
なので、ゆっくりと下鴨神社に行くつもりだったのですが、午後7時過ぎに参道の入り口に到着しました。
すでに糺の森のライトアップが始まっています。
「下鴨神社 糺の森の光の祭」は、糺の森で実施される「呼応する木々-下鴨神社 糺の森」と下鴨神社の楼門内で実施される「呼応する球体-下鴨神社 糺の森」があります。
どうやら、糺の森のライトアップは午後6時から行われていたようで、楼門内で行われる「呼応する球体-下鴨神社 糺の森」が午後8時からのようです。
参道を進みます。
糺の森の木々が赤色や緑色など、様々な光に照らされています。
同じ照明から複数の光が出るので、同じ場所にいても違った光の景色を楽しめます。
ちなみに糺の森の中に入るのは無料です。
参道を歩いていると右側に行列ができていました。
この行列は、楼門内のライトアップを見るためのもの。
それに気づいて、すぐに私も列に並びました。
しかし、今から並んでも楼門内に入れない可能性があるとアナウンスされていたので、どうなるのかわかりません。
列に並んだのが午後7時10分頃で、イベント終了が午後9時30分だから何とかなりそうなのですが。
列に並びながら糺の森を観賞
とりあえず、列に並びながら糺の森のライトアップを鑑賞することに。
緑色、黄色、赤色、青色、紫色など、様々な光が一度に点灯すると美しい景色が作り出されますね。
しかし、真っ赤な光だけだと、ちょっと怖いです。
こちらは、紫色と青白い光。
幽霊が出てきそうな雰囲気であります。
ご神木にもライトが当たり、下の方が虹色に照らされていましたよ。
ようやく下鴨神社の鳥居が見えてきました。
それでも、鳥居まで100メートル以上はありそうです。
鳥居から楼門までが100メートルなので、まだまだ行列に並び続けなければなりませんね。
時刻は午後8時30分。
さすがに楼門の中に入れないだろうと思っていたら、閉門時間を延長するとアナウンスがありました。
そして、ここから列の進み方が早くなり、一気に鳥居の前までやってきました。
さらに鳥居をくぐると、待望の楼門が見えてきました。
もうここまで来れば楼門の中に入れるでしょう。
時刻は午後9時を回っていました。
ここまで来るのに2時間待ち。
さすがに足が疲れましたよ。
糺の森の参道のライトアップを見るだけなら、15分程度で済みます。
人は多かったですが、楼門に入るための行列に並ばなければ動けなくなるといったことはなさそうでしたよ。
夏の夜に京都にお越しの際は、ライトアップされた糺の森を歩いてみてはいかがでしょうか。