4月6日に京都御所の一般公開を見に行った後、近くにある京都府庁に行ってきました。
京都府庁では、毎年春に観桜祭が行われ、旧本館の中庭に植えられている桜を見ることができます。
まだ観桜祭はやっているだろうと思って京都府庁に行ったのですが、どうやら4月4日までだったようです。
それでも、旧本館の中庭に入ることができたので、桜を見れましたよ。
紅一重枝垂れ桜が見ごろ
京都府庁の最寄り駅は、地下鉄丸太町駅です。
駅からは、北西に10分ほど歩けば京都府庁に到着します。
京都府庁の門をくぐり、正面奥に建っている旧本館に向かいます。
そして、玄関を過ぎて中庭へ。
紅八重枝垂れ桜(八重紅枝垂れ桜)は、まだ咲き始めたばかりでした。
旧本館の紅八重枝垂れ桜は、とても大きくて満開になると見事な姿を見せてくれます。
この様子だと、見ごろを迎えるのは4月10日以降になりそうです。
中庭の東の隅に植えられている紅一重枝垂れ桜は、ちょうど見ごろを迎えていました。
旧本館の中庭に植えられている桜はどれも背が高く、満開になると迫力があります。
中庭の中央に植えられているのは、祇園枝垂れ桜です。
祇園枝垂れ桜は早咲きなので、すでにほとんどの花が散っていました。
中庭の西側に植えられている大島桜は、やや散ってはいたものの見ごろを保っていましたよ。
紅八重枝垂れ桜が見ごろを迎える頃には、この大島桜も多くの花を散らしていそうです。
大島桜の隣には容保桜(かたもりざくら)も植えられています。
幕末の京都守護職であった松平容保の名にちなんで命名された桜なのですが、すでにほとんどの花が散っていたので写真は撮っていません。
2015年に植樹された「はるか桜」は、まだ背が低く、幹も細いですね。
福島県から福島と東北復興を応援するシンボルである八重桜「はるか」の苗木を寄贈され、旧本館の中庭に植えられました。
ちなみに命名したのは、NHK大河ドラマの「八重の桜」で新島八重を演じた綾瀬はるかさんです。
はるか桜は、思川(おもいがわ)と手弱女(たおやめ)の交配とのこと。
木の上の方で、はるか桜の花が咲き始めていました。
はるか桜の後ろで満開になった赤色の桃の花。
桜よりも、この桃の方が目立っていましたよ。
最後にもう一度、紅一重枝垂れ桜を見て、京都府庁を後にしました。