1月上旬に京都市中京区に建つ六角堂に新年のお参りに行ってきました。
六角堂は、ビジネス街の真ん中にあるので、比較的参拝しやすいです。
仕事の合間や買い物のついでにふらっと立ち寄れるので、境内にはいつも参拝者の姿が見えます。
毛糸の帽子をかぶったわらべ地蔵
六角堂の最寄り駅は、地下鉄烏丸御池駅です。
駅から南に5分ほど歩くと六角堂に到着します。
境内に入り、まずは本堂にお参りです。
六角堂の正式名は頂法寺というのですが、本堂が上から見ると六角形であることから六角堂の名で親しまれています。
聖徳太子が、四天王寺を建てるために建築材を探してこの地に訪れた時、護持仏であった如意輪観音を祀るためのお堂を建てたのが六角堂の始まりとされています。
そして、その如意輪観音が六角堂の本尊です。
しっかりとお参りをしておけば、ご利益を授かれそうです。
寺務所の近くには、一言願い地蔵さんもいらっしゃいます。
その名のとおり、願い事を一言だけ叶えてくれます。
首をかしげているのは、願い事を叶えようかどうか、思案している姿だとか。
境内の池の周りには、十六羅漢もいらっしゃいます。
その中に混ざって邪鬼もいますから、探してみてください。
池の中央にもお地蔵さんがいらっしゃいます。
このお地蔵さんは合掌地蔵です。
お供えをしてありますね。
寺務所で、合掌地蔵お守りを授かれるので、それを両手に挟んで一心に祈願すると力を貸していただけるそうですよ。
六角堂と言えば、ハトがたくさんいることで有名です。
さすがに冬は寒いので、縮こまっています。
ハトとは対照的に池を優雅に泳いでいるのが白鳥です。
なんと寒さに強いことでしょう。
見ているこっちが寒くなりそうです。
六角堂の白鳥は、近づくと噛みつくようなので離れたところから見るようにしましょう。
本堂の西側には、小さなお地蔵さんがたくさんいらっしゃいます。
このお地蔵さんは、わらべ地蔵たちです。
冬らしく頭には毛糸の帽子をかぶっています。
お地蔵さんも風邪をひかないように防寒に努めているのですね。
寺務所の中にも入ってみました。
これまで六角堂には何度か参拝してますが、寺務所に入ったのは今回が初めてです。
中には、金色の仏像が何体も祀られていました。
こちらにもお参りをしておきましょう。
寺務所では、お守りの他にへそ餅やお茶もいただくことができます。
ちょっと休憩していけるのが良いですね。
最後にへそ石も見ておきましょう。
ここが京都の中心です。
真ん中のくぼんでいるところに賽銭がたくさん投げ入れられていました。
うまく投げ入れることができると、何か良いことがあるのかもしれませんね。
なお、六角堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。