1月4日。
京都市左京区の下鴨神社に新年のお参りに行ってきました。
下鴨神社は、比較的よく参拝する神社でして、年明けの早い時期にお参りすることもよくあります。
2016年も、おそらく何度もお参りすることになるでしょうね。
参拝者で埋め尽くされた境内
下鴨神社の最寄り駅は、京阪電車の出町柳駅です。
駅から北に5分ほど歩けば、参道の入り口に到着します。
参道の入り口付近は、人は多いものの、それほど混雑している感じはありません。
下鴨神社の参道は糺(ただす)の森の中にあります。
京都市内に残る貴重な自然林で、世界遺産にも登録されています。
特にカエデの木が多く、秋の終わりに紅葉を楽しむことができるのですが、さすがに1月だと枝には全く葉が残っていませんでした。
そのおかげで、日差しが参道まで届いて暖かかったですよ。
正月らしく参道には、多くの屋台が出ています。
串焼きやケバブなど、肉を扱っているお店が多いですね。
昼食を食べたばかりだったのですが、屋台の料理を見ていると、再び食欲がわいてきましたよ。
参道をまっすぐに進み、楼門の前までやってきました。
楼門近くは、かなり混んでいますね。
そして、楼門をくぐると、もっと混雑していました。
あまりに参拝者が多いので、一時、写真撮影中止。
中門をくぐり、自分の干支の守護神が祀られている社にまずはお参りです。
そして、本殿へ。
本殿の西側には賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が祀られており、国家安泰、厄除、交通安全のご利益を授けてくれます。
また、東側には玉依姫命(たもよりひめのみこと)が祀られており、縁結び、安産、育児のご利益を授けてくれます。
1年間大過なく過ごせるようにお参りしておきました。
本殿への参拝を済ませて、出口の矢印に従い進みます。
そして、擬雪(ぎせつ)と呼ばれている椿の近くに出てきました。
擬雪は春になると真っ白な花を咲かせます。
その名のとおり、雪のように白いですよ。
擬雪の斜め向かいには、八咫烏(やたがらす)の大行燈。
八咫烏は、神武天皇の道案内をしたという伝説が残っています。
そして、八咫烏は、下鴨神社の祭神の賀茂建角身命が化身した姿とも伝えられています。
さて、なぜ1月4日に下鴨神社に参拝したかと言うと、蹴鞠はじめを観覧するためです。
しかし、参拝者が多すぎて浮き上がる鞠が時折見えるだけでした。
結局、蹴鞠はじめを見るという目的を果たすことができず帰宅です。
蹴鞠はじめは、以前に観覧したことがあるので、今回はあきらめましょう。
なお、下鴨神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。