9月中旬。
京都市東山区の八坂神社の北側の参道を歩いていると、境内の風景がとても爽やかだったので、お参りすることにしました。
よく参拝する神社なので、特に目新しさはないんですけどね。
青空の下で見る境内の建物
その爽やかな風景が下の写真です。
頭上に広がる青空と境内の建物が調和しており、参拝者をすがすがしい気分にさせてくれます。
八坂神社の最寄り駅は、京阪電車の祇園四条駅です。
駅から四条通を東に5分ほど歩けば、祇園の象徴とも言える八坂神社の西楼門が現れます。
阪急電車だと河原町駅が最寄り駅で、徒歩約7分ほどかかりますね。
すがすがしい気持ちにさせてくれたのは、初秋の青空だけでなく、修復工事が終了してきれいになった舞殿の影響もあるのでしょう。
6月に訪れた時には、まだ工事中だったので、工事が完成したのはつい最近のことです。
八坂神社の本殿には、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祀られています。
厄除で有名な神さまなので、災厄が身に降りかからないようにお参りをしておきましょう。
舞殿の工事が終わったばかりなので、しっかりとご利益を授かれそうです。
それにしても気持ちの良い青空が広がっています。
まだ夏の名残が残っていますが、少しずつ秋らしい空になってきていますね。
秋らしいと言えば、境内の東側に植えられているカエデの葉が早くも色付き始めていましたよ。
こんなに早くに色づき始めているので、今年の紅葉は早まるのでしょうか。
でも、このカエデは比較的早い時期に色づくので、やはり、11月にならないと紅葉が早くなるかどうかの判断は難しそうです。
境内の北側の参道です。
先ほど歩いていた時もそうですが、この参道は、あまり人が通りません。
観光で訪れた方の多くは、参道の存在に気づいていないと思います。
北側の参道には、いくつか末社が建っています。
その中のひとつ、厳島社(いつくしましゃ)を紹介しましょう。
立派な石造りの鳥居がある厳島社は、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)を祀っています。
市杵島比売命は、素戔嗚尊が持つ剣から生まれた女神で、容姿端麗で舞を踊ることから、舞踏、謡曲の神さまとして崇敬されています。
素戔嗚尊の剣から生まれた女神は、市杵島比売命を含めて3柱です。
その3柱の女神は、八坂神社境内東側に建つ美御前社(うつくしごぜんしゃ)の祭神で、美人祈願にご利益があるということから、女性の参拝者に人気があります。
短い時間でしたが、お参りを済ませたので境内から出ることに。
やはり、八坂神社に参拝した時は、西楼門も見ておきたいですね。
こちらも初秋の空の下、爽やかな風景でしたよ。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。