8月中旬。
京都市中京区と左京区の間を流れる鴨川に架かる二条大橋を渡っていると、サルスベリが満開になっているのに気づきました。
その咲き具合が、とても華やかだったので、少しばかり花を愛でることに。
夏の空とサルスベリの花
二条大橋は、丸太町通と御池通の間にあります。
最寄駅は、京阪電車の神宮丸太町駅、または地下鉄京都市役所前駅ですね。
二条大橋から見えた満開のサルスベリが下の写真です。
赤い花をたくさん咲かせています。
遠くには比叡山も見えますね。
この日は、雲が多かったですが、すっきりとした青空も見えました。
どんよりとした薄暗い雲も空に浮かんでいたので、突然、大雨が降り出しそうなちょっと危険な空模様でもあります。
涼しげな鴨川の流れを見ていると、橋の下に降りたくなってきたので、ザ・リッツ・カールトン京都の近くから階段を下りることに。
そして、先ほどのサルスベリの近くにやってきました。
空を背景に見るサルスベリは、夏らしいですね。
今度は向きを変えて二条大橋を背景にサルスベリを観賞。
橋の下では、日差しを避けるために数人の方が休憩していました。
お盆を過ぎたとは言え、京都はまだ残暑が厳しいので、昼間に町中を歩いていると、たくさんの汗が顔から背中から噴き出してきます。
なので、夏の京都散策では、日陰があれば、ちょっとでも涼んでいった方が良いですね。
みそそぎ川の清らかな流れ。
この流れを見ていると、少し暑さがましになります。
みそそぎ川は、北は丸太町、南は五条まで鴨川と並行して流れています。
このみそそぎ川は、鴨川の西にある高瀬川への導水を目的としたもので、鴨川から取水しています。
三条大橋付近から四条大橋付近までは、夏の京都の風物詩でもある納涼床が、みそそぎ川の上に設置されますね。
夏の京都は暑いと言われますが、納涼床は、その名の通りとても涼しいので、ぜひ体験してください。
夏の京都の印象が変わりますよ。
二条大橋を東に向かって渡り川端通の歩道にやってきました。
ここから眺める京都の街は、割と近代的ですね。
北から厚い雲が流れてきたので、長居をしていると夕立に襲われるかもしれません。
傘を持っていないので、この辺で帰宅することにしましょう。
サルスベリの花がきれいに咲いている間は、暑さが続きそうです。