6月初旬。
京都市東山区の禅居庵に参拝してきました。
禅居庵に立ち寄ったのは、特に目的があってのことではありません。
ただ、近くを通りかかったのでお参りをしていこうと思っただけです。
でも、お寺にお参りすると良いことがありますね。
境内で、きれいなアジサイを見ることができました。
紫色のアジサイと白色のアジサイ
禅居庵は、建仁寺の塔頭（たっちゅう）です。
建仁寺境内の南西に建っており、最寄駅は京阪電車の祇園四条駅です。
祇園四条駅から歩くこと約5分。
禅居庵の西の入り口に到着です。
入口
入口の左右で、狛猪がお出迎え。
狛猪
目が真ん丸で、何とも愛くるしい顔をしています。
でも、下の口の端から見せる牙に少しだけ威圧感を感じますね。
まるで、不審者が入って来ないように警備しているようであります。
境内に入ると、再び狛猪が現れました。
その下では、ガクアジサイがきれいな花を咲かせています。
猪の下のアジサイ
禅居庵のアジサイは、それほど多くはありません。
むしろ少ないと言ってもいいでしょう。
紫色のガクアジサイ
でも、この日に見た紫色のガクアジサイは、とてもきれいでしたよ。
数は少なくても、アジサイのきれいさは申し分ありません。
こちらは白色のガクアジサイ。
白いアジサイ
近くによって白色のアジサイを見てみましょう。
白いアジサイのアップ
真っ白な星形の花がたくさん咲いていますね。
これは墨田の花火でしょうか。
さらに近づいて白色のアジサイを観賞。
白色の星
真っ白な星形の花が重なり合って、とてもきれいであります。
咲き始めてまだ間もないようですから、花や葉にみずみずしさがあります。
梅雨時に咲く花だからこそ、このようにみずみずしさがあるのでしょうか。
アジサイを見た後は、本堂にお参りです。
本堂
禅居庵に祀られているのは、摩利支天です。
開運のご利益を授かるためにしっかりとお参りしておきましょう。
本堂の前の手水屋にも、イノシシがいました。
手水屋のイノシシ
人が手水屋に近づくと、自動的にイノシシの口から水が流れ始めます。
節水に協力するとは、何とも賢いイノシシですね。
禅居庵の境内からは、建仁寺の境内に通り抜けできるようになっています。
その途中には、庭があります。
庭
松の他に桜も植えられているので、春にはお花見に来ると良いでしょう。
禅居庵の東の門の前では、サツキが咲いていました。
サツキ
散っている花もあるので、そろそろ見ごろが終わりに近づいているようですね。
短時間のお参りでしたが、きれいなアジサイを見れて満足です。
なお、禅居庵の詳細については以下のページを参考にしてみてください。