4月初旬に京都市中京区の六角堂に桜を見に行きました。
六角堂は、京都市中心部のビジネス街にあるお寺です。
近くで働いている方は、仕事の息抜きにちょっと立ち寄ることができる立地の良いお寺ですね。
この時期は、薄紫色の枝垂れ桜「御幸桜(みゆきざくら)」が満開になっている頃。
空は曇っていましたが、美しい花を咲かせていることでしょう。
すでに桜が散り始め
六角堂には、地下鉄四条駅から北に5分ほど歩くと到着します。
烏丸御池駅からだと南に5分ほどですね。
入口の山門前。
門越しに見える枝垂れ柳が青々としています。
その枝垂れ柳の近くの桜は、すでに散り始めていました。
まだ4月初旬なのに散るのが早いです。
2015年は、どの桜の名所もさっと咲いてさっと散った桜が多かったですが、六角堂もどうやら見ごろ時期が短かったようです。
期待していた御幸桜も散り始めており、何とか見ごろを保っているといった状態でした。
御幸桜の前には、たくさんの羅漢さまがいらっしゃいます。
その中に邪鬼も混ざって修行をしています。
でも、修行に身が入らない邪鬼は、ハトに頭を踏みつけられるんですよね。
六角堂のハトは、邪鬼だけでなく羅漢さまの頭にも乗っかります。
そこに乗ってはいけないと思うのですが。
境内の東側から御幸桜を観賞。
ここからだと六角堂と一緒に眺めることができます。
でも、東側の方が散るのが早いようです。
ボリュームがあまりありません。
枝先には、まだまだたくさんの花が残っていました。
でも、ちょっと風が吹くだけで花を散らしていましたので、あと3日もすれば、ほとんどの花が散っていそうです。
御幸桜とは違い、ちょうど見ごろを迎えていたのが本堂脇の紅枝垂れ桜です。
近くのカエデの木の新緑も青々として美しいです。
境内の西側に祀られているたくさんのわらべ地蔵。
その頭上にも、多くの枝垂れ桜が植えられています。
しかし、こちらの枝垂れ桜は御幸桜よりも散るのが早く、花がほとんど残っていませんでした。
それにしても、この枝垂れ桜はいつ植えられたのでしょうか。
以前に参拝した時にはなかったような気がします。
私が、ただ気付かなかっただけなのかもしれませんが。
六角堂の桜は、比較的早く咲くと知っていたのですが、4月初旬で見ごろすぎになっているとは思いませんでした。
3月末にお参りするべきでしたね。
なお、六角堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。