4月初旬に大豊神社に参拝してきました。
大豊神社は、哲学の道沿いにある神社で、この時期は1本の枝垂れ桜が見ごろを迎えます。
それほど大きな神社ではないのですが、狛鼠など境内には興味をひくものがいろいろとあります。
真っ白な枝垂れ桜
哲学の道の途中、大豊神社へとつながる橋を渡ります。
そして、参道を山に向かって1分ほど歩くと大豊神社の境内が現れます。
境内を入ってすぐに枝垂れ桜が満開になっているのがわかりました。
石段下まで進み本殿前の枝垂れ桜を眺めます。
満開ではありますが、やや見ごろを過ぎているのでしょうか。
花が真っ白ですね。
背の高い枝垂れ桜の枝が鳥居に懸かっていました。
桜のおかげで、灰色の石造りの鳥居が春らしい姿になっていますね。
本殿にお参りを済ませて、今度は横から枝垂れ桜を観賞。
正面から見た方がボリューム感がありますね。
枝先までびっしりと花を咲かせた枝垂れ桜。
そよ風に揺られる枝を見ていると、花が散ってしまうのではないかと不安になりましたが、まだ大丈夫そうでしたよ。
椿と狛鼠
大豊神社の境内は、椿ヶ峰の山麓にあります。
その名の通り、境内には椿も植えられています。
様々な色の花を咲かせる五色八重散り椿。
椿は、花ごと落花するのが普通なのですが、五色八重散り椿は桜のように花弁が散っていきます。
絞りの入った五色八重散り椿の花が特にきれいでしたよ。
ちなみに五色八重散り椿は地蔵院が有名です。
五色八重散り椿の下には真っ黒な狛巳が祀られています。
登場した時は黒光りをしていたのですが、風雨にさらされて光沢が失せてしまっています。
他にも真っ白な花を咲かせる不老門という椿もありましたよ。
花の数は少な目で、しかも高い枝に咲いていたので、あまり華やかには見えませんでした。
大豊神社を訪れた時は、末社の大国社にもお参りしておきましょう。
その社の前には狛鼠が鎮座しています。
誰が置いたのかわかりませんが、両耳に椿の花が飾られていましたよ。
ここの狛鼠は、参拝者や観光客の方に愛されているので、よくこのような姿を見ますね。
最後にもう一度、真っ白な枝垂れ桜を見ることに。
隣の枝垂れ梅は完全に散っていますが、年によっては枝垂れ桜と枝垂れ梅が同時に咲いている風景も見れるそうですよ。
なお、大豊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。