京都市伏見区の名水を求めて散策すること9ヶ所目。
今回訪れるのは、酒造会社の黄桜が運営するキザクラカッパカントリーです。
黄桜は、有名な酒造会社なのでご存知の方も多いことでしょう。
酒造には、おいしい水は欠かせません。伏見に酒蔵が多くあるのは、地下水が豊富でおいしいからなんですよね。
レストランや記念館が設けられた施設
キザクラカッパカントリーに訪れた理由は、3月下旬から5月末まで開催されている「伏見名水スタンプラリー」のチェックポイントとなっているからです。
11ヶ所でスタンプを押印するこのイベントも、今回で9ヶ所目なので、ゴールに近づいてきました。
キザクラカッパカントリーは、京阪電車の伏見桃山駅から西に徒歩7分ほどの場所にあります。
中書島駅からも行くことができ、こちらからだと徒歩10分ほどですね。
キザクラカッパカントリーの入り口に到着。
いかにも酒蔵といった雰囲気が漂っています。
中に入ると、無料で見学できる黄桜記念館があり、他にもお酒や食品、お土産などを購入できるお店もあります。
また、キザクラカッパカントリーと建物がつながっている麦酒工房では、地ビールも造っています。
キザクラカッパカントリーの敷地内から湧き出している名水は伏水(ふしみず)と呼ばれています。
キザクラカッパカントリーでお食事をできる黄桜酒場では、この伏水で仕込んだ地ビールや日本酒を飲むことができます。
伏水を汲むことができるのかと、敷地内を探してみたのですが、水汲み場が見当たらないので、取水はできないのでしょう。
ということで、キザクラカッパカントリーでは、スタンプを押印するだけとなりました。
スタンプは、キザクラカッパカントリーに入り、中庭のような場所に行くと、設置されています。
9個目のスタンプを押印。
私がキザクラカッパカントリーに訪れた時は、中庭のような広場で生ビールの販売が行われていました。
毎日、販売されているのか週末や休日限定なのかはわかりません。
私は、過去に数回、キザクラカッパカントリーの黄桜酒場で食事をしたことがあります。
黄桜酒場は酒蔵を改装したレストランということもあり、天井がとても高いんですよね。
だから、開放感があって実に爽快です。
おすすめは、地ビールの飲み比べセットですね。
注文すると、3種類の異なる地ビールがコップに入って出てくるので、それを交互に飲みながら自分の好みのビールを見つけるのが、黄桜酒場での楽しみのひとつです。
麦酒工房で伏水から造られたばかりの地ビールを飲めるのですから、こんなに贅沢なことはありません。
伏見に観光で訪れた際は、夕食に利用すると良いですよ。
なお、帰宅してから検索してみると、伏水は売店で購入できるそうです。
お食事をされた方は500mlを50円で購入できるとのこと。
ちなみに売店では、濁り酒とソーダ味の八ッ橋を買ったことがあります。
濁り酒は父にあげたので、味はわかりませんが、ソーダ味の八ッ橋は、ソーダのアイスクリームと同じ味でした。
もちもちとした食感とソーダ味は、意外な組み合わせで、子供には受けが良さそうでしたよ。
今も販売しているのかどうかはわかりません。