京都市下京区の地下鉄四条駅から南西に10分ほど歩いた辺りに菅大臣神社が建っています。
ここは、平安時代に菅原道真の邸宅があった場所と伝えられている場所で、道真が亡くなった後に創建されたのが菅大臣神社です。
祀られているのは、もちろん菅原道真です。
菅原道真と言えば梅の花。
ということで、2月26日に菅大臣神社に梅を見に行ってきました。
咲き始めの白梅
菅大臣神社の南の鳥居前に到着。
南の参道は非常に狭いため、気付かずに素通りしてしまいそうになります。
なので、地図を見ながら神社を探す際は、注意が必要です。
他に北と西にも入口があります。
一番目立つのは西側の鳥居ですね。でも、駅から最も遠いのも西側の鳥居です。
2月末なので、そろそろ良い感じで梅が咲いているだろうと本殿に向かったのですが、その期待はすぐに裏切られました。
花を咲かせている梅の木はありません。
枝垂れ梅も枝だけの状態で、つぼみが少し膨らんでいる状況。
2014年の京都の冬は、とても寒かったので、梅の開花が遅れているのでしょう。
テレビやラジオでも、そのように報じられていましたからね。
唯一花を咲かせていたのが、本殿の南側に植えられている白梅でした。
まだ、咲き始めて間もないようで、咲いている花は少な目。
2分咲き程度といった感じですね。
木に近づくと、白い花が3つ仲良く並んで咲いていました。
咲き始めたばかりなので、花弁に汚れがなく、3姉妹ともにきれいです。
他にも枝を見回して、咲いている花の状態を確かめます。
つぼみだらけの中、一輪だけ、こちらを向いて咲いている白い花がありました。
真っ白な梅の花には、可憐という言葉がよく似合います。
狛犬越しに見た白梅。
花の数が少ないこと、空が曇っていたことから、あまりきれいに撮影できませんでした。
境内には、合格祈願の絵馬が奉納されていました。
受験シーズンなので、学問の神様の菅原道真にお参りする方も多いことでしょう。
受験を控えている方は、梅の花を観賞すれば、気持ちをリフレッシュできるのではないでしょうか。
春崎稲荷社と三玉稲荷社。
大人は、こちらのお稲荷さんで、商売繁盛を祈願しておくと良さそうです。
本殿の西側の参道にも梅の木が数本植えられていますが、他の梅と同様につぼみだけの状態でした。
2月26日の状況から予想すると、梅の見ごろは、3月10日以降になるのではないでしょうか。
なお、菅大臣神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。