京都市左京区の金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)では、2011年から山門の修復が行われています。
完成予定は2013年秋ということなので、そろそろ工事も終わりに近づいている頃ですね。
どのような姿に山門が変わったのか見たくて、金戒光明寺を訪れてきました。
屋根がピカピカに変身した山門
金戒光明寺の入口に到着。
この門は山門ではありません。
この門をくぐって100メートルほど奥に行くと石段があり、その上に大きな山門が建っています。
石段下から修復中の山門を見上げます。
以前よりも屋根がきれいになっていますね。
でも、ここからだと少しわかりにくいので、場所を変えることに。
下の写真は、山門の東側から見上げたものです。
屋根の下側にある白色の点々がきれいになっていましたよ。
まだ修復中ということもあって、山門には汚れがないですね。
扁額も元の位置に戻り、いよいよ完成間近といった感じです。
今度は、山門の後ろの石段を上ったところから、見下ろしてみることに。
こうやって見ると、屋根がピカピカになっているのがわかります。
太陽の光の反射の仕方が、以前とは違いますね。
紅葉の時期には修復が終わるのでしょうか。
山門の周りには、カエデがたくさん植えられているので、今年は新しい山門とともに真っ赤な紅葉を見れそうですよ。
また、山門の周りには桜もたくさん植えられているので、来年の春になったらお花見もできそうです。
境内の様子
修復中の山門を見た後は、境内を少しばかり散策。
御影堂(みえいどう)はいつみても立派ですね。
晴れた日に見る御影堂は、さらに立派です。
御影堂の東には、熊谷直実鎧掛けの松があります。
この松も立派です。
枝が横に長く伸びています。
このまま伸び続けていくのでしょうか。
そうなると、境内を歩きにくくなりますが、その時はきれいに手入れされるんでしょうね。
御影堂の西側には仏さまがいらっしゃします。
奈良の大仏を等身大にしたような感じですね。
穏やかな表情をしたお顔は、気持ちを穏やかにしてくれます。
仏さまの東のお寺の塀際にはススキがありましたよ。
塀の内側では、赤色と白色のフヨウの花も咲いています。
そろそろ気温も下がってきて、少しずつ秋らしくなってきています。
ススキも気温の変化に気づいて、秋らしい姿に変わりつつあるのでしょうね。
なお、金戒光明寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。