京阪電車の七条駅から東に15分ほど歩いた辺りに新日吉神宮(いまひえじんぐう)が建っています。
新日吉神宮は、平安時代末期に後白河法皇が創建したのが始まりです。
その本殿の隣に飛梅天満宮という社も建っており、こちらも後白河法皇が創建しています。
飛梅天満宮には、梅の木が植えられているので、そろそろ開花する頃ではないかと思い、2月20日に見に行ってきました。
小さな梅の木
新日吉神宮の入口に到着。
鳥居をくぐり、楼門の両隣に座っている弓を持った人にあいさつして境内に進みます。
本殿は、石段を上った先にあります。
石段の上には、金網に閉じ込められた2匹の猿がいます。
このお猿さんは、大神の使者で、信者の災禍を去る働きをしてくれるそうです。
金網には、「恋愛成就」と「良縁」と書かれた札が貼ってあったので、こちらのご利益もあるのかもしれません。
それでは本殿にお参り。
本殿の前に大黒様が祀られていたので、こちらにもお参り。
大黒様の小槌を撫でると、縁結び、商売繁盛のご利益を授かれるそうです。
私もしっかりと撫でておきましたよ。
さて、本殿にお参りしたので、隣の飛梅天満宮の梅を見ることに。
鳥居の隣の木は、まったく咲いていませんね。
この木に花が咲いているのを見たことがないので、梅の木ではないのかもしれません。
鳥居の足元には、背の低い紅梅が植えられていました。
ちらほらと赤い花を咲かせていますね。
もう片方の鳥居の足元には、枝垂れ梅も鉢に植えられていました。
こちらは、まだつぼみばかり。
開花には、もうしばらく時間がかかりそうですね。
枝垂れ梅の近くには、地面に植えられた小さな梅の木がありました。
こちらもまだつぼみだけですね。
早く大きくなって梅の花をたくさん付けてください。
サザンカの木には、赤い花がたくさん咲いていました。
でも、花はちょっと汚れていたので、遠目で見ることにしました。
あまり近づきすぎると、サザンカは汚れが気になってしまいます。
梅を見た後は、本殿の右側に行ってみました。
すると、本殿の柱の上に安置されている猿の説明書がありました。
以前は、こんなのなかったんですけどね。
本殿の中に入れないので、柱の上の猿を近くで見ることができません。
でも、上の説明書の近くに双眼鏡が用意されているので、どんな格好をしているのか見たい方は、これを使って見ることができます。
試しに私も双眼鏡をのぞいてみました。
確かに柱の上に猿のようなものが見えますが、ちょっとわかりづらいですね。
空が曇っていたのも見づらかった原因だと思います。晴れていれば、もっとはっきりと見えたでかもしれません。
写真も撮ったのですが、暗すぎて猿がどこに写っているのかわからない状態でした。
2月20日の状況から予想すると、背の低い梅の見ごろは、3月上旬になりそうです。
なお、新日吉神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。