正月三箇日も過ぎた1月4日。
そろそろ初詣の参拝者が減っている頃だろうと思い、京都市内の神社に新年のお参りをしに行くことに。
この日、最初に訪れたのは、京都市東山区の粟田神社(あわたじんじゃ)でした。
家運隆盛、商売繁盛のご利益を授けてくれる出世恵美須神社
粟田神社は、地下鉄東山駅から南に5分ほど歩いた辺りに建っています。
鳥居の前に到着すると、何やら雲行きが怪しくなってきました。
この日の最高気温は5度ほどしかなかったため、とても寒かったです。
曇り空を見ていると、さらに寒く感じるなと思ったら、雪がぱらぱらと降ってきました。
寒いわけですね。
緩やかな坂道となっている参道を進み、境内に向かいます。
神馬が、いつもと変わらぬ姿でお出迎え。
境内は、数人の参拝者がいるだけで、とても静かでした。
粟田神社は、旅行安全のご利益を授けてくれます。
新たな旅たちを予定している方は、お参りしておきたいですね。
他にも厄除や病気平癒のご利益もあります。
それでは本殿にお参り。
本殿の裏には、出世恵美須神社があります。
出世恵美須神社の創建年代は不明です。
平安時代末期には、牛若丸が奥州平泉に旅立つ際、恵美須神に源氏再興を祈ったと伝わっており、出世恵美須や門出恵美須と称されたそうです。
ちなみに現在の粟田神社境内に移ってきたのは、明治時代になってからです。
家運隆盛や商売繁盛のご利益があるということなので、こちらにもしっかりとお参りしておきましたよ。
小さな燈呂
出世恵美須神社にお参りをした後は、北向稲荷神社にもお参り。
お稲荷さんと言えば商売繁盛ですよね。
出世恵美須神社と一緒にお参りしておけば、さらなるご利益が期待できそうです。
境内からは、平安神宮の大鳥居を望むことができます。
いつみても大きな鳥居ですね。
粟田神社と言えば、粟田祭で使われた大燈呂が展示されていたのですが、いつの間にかミニ燈呂に変わっていました。
真ん中にいるのは素戔嗚尊(すさのおのみこと)です。
左端には、ミニ白狐。
その口には、さらにミニサイズの子狐が咥えられています。
どれも小さいのによくできていましたよ。
まだ初詣が済んでいないという方は、粟田神社にお参りしてミニ燈呂も鑑賞してはいかがでしょうか。
その際は、出世恵美須神社への参拝もお忘れなく。
なお、粟田神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。