9月も終わりが近づくと、夏の暑さがすっかりどこかに行ってしまい、京都散策に適した気候になってきました。
京都市下京区の梅小路公園では、そろそろ秋の花を楽しめるようになっているみたいなので、訪れてみることにしました。
草むらに咲くヒガンバナ
平日ということもあり、梅小路公園はあまり人がいません。
とはいうものの、水族館のゲートからは、たくさんの人が出てきます。平日でも訪れる方が多いようですね。
公園の東にある梅林は、すっかり秋の姿に変わっていました。
草が伸び放題で、梅林の中に入ることができません。
梅の花が咲くのは、あと半年ほど先ですね。
公園の隅の草むらをジロジロと見ながら歩いていたら、見つけました。
赤色と白色のヒガンバナを。
周りの草が長くてヒガンバナはあまり目立ちませんが、しっかりと咲いていましたよ。
白色の花の方が、たくさんありました。
さらに公園を歩いていると、萩の花が咲いているのに気づきました。
梅小路公園の萩は、1ヶ所にたくさん植えられているのではなく、所々にポツンポツンと植えられています。
密集しているよりも、こういった植えられ方が、公園のアクセントになっていて良いですね。
公園の中央より西寄りには、西八条第跡の説明書があります。
西八条第は、平安時代末期にこの周辺にあった平清盛の邸宅です。
ちなみに梅小路公園の近くに建つ若一神社(にゃくいちじんじゃ)も西八条第の跡地と伝わっています。
花壇には、様々な種類の花がたくさん植えられていました。
その中でも、オレンジ色の花を咲かせたマリーゴールドが一番華やかでしたね。
白色と紫色のマツバボタンは、地面に貼り付くように咲いています。
この日、梅小路公園に訪れたのは、朱雀の庭で「藤袴と和の花展」が開催されているのを知ったからです。
以前にも「藤袴と和の花展」を見たことがあるのですが、久しぶりにまたフジバカマを見たいなと思ったので、梅小路公園を訪れた次第です。
しかし、日程をしっかりと確認していなかったせいで、私が訪れた日は、休園日でした。
というわけで、フジバカマの写真はありません。
代わりに以下の過去記事でお許しください。
なお、2012年の「藤袴と和の花展」は、9月22日から10月8日までです。休園日は9月24日と10月1日です。
詳しくは、梅小路公園のホームページをご覧になってください。