6月末。
まだ梅雨明けはしていないのですが、青空が広がるすがすがしい天気だったので、哲学の道を歩いてきました。
この時期は、観光客の方がほとんどいないので、のんびりと散歩することができました。
動物たちものんびり
哲学の道の南の入口にあたる若王子橋(にゃくおうじばし)に到着。
近くには、京都の熊野三山のひとつに数えられる熊野若王子神社が建っています。
まずは、本日の旅の安全を祈願するためにお参りしておきました。
熊野若王子神社は、平安時代末期に熊野詣に何度も訪れた後白河法皇が、熊野権現(くまのごんげん)を当地に勧請(かんじょう)したのが始まりと伝えられています。
それより昔の貞観年間(859-877年)に永観堂の鎮守社として祀ったのが始まりともいわれています。
哲学の道に戻り、疎水沿いを北へと向かいます。
哲学の道は、左右に通路がありますが、暑い時期は、疎水に近い道を歩くのがおすすめです。この道なら、木陰が多くて涼しいですからね。疎水の流れを見ているだけでも、気分的に暑さが和らぎますよ。
疎水を眺めながらのんびりと歩いて行くと、2羽のカモが泳いできました。
仲良くスイスイ泳いでいます。
疎水を見ていて驚いたのは、泳いでいる鯉がとても大きいことです。
庭園の池にいる鯉は大きくても50cmほどなのですが、ここの鯉は、その程度だと小さい方で、中には1メートルくらいあるものもいました。
熊が咥えているようなサケよりも大きいのではないでしょうか。
あまりの鯉の大きさにカメラを向けるのをためらってしまいました。なので、写真はありません。
日影では、3匹の子ネコが昼寝中。
真ん中のネコは、右のネコに足を乗っけられていますね。
大豊神社へと続く大豊橋までやってきました。
通常なら、大豊神社にも訪れるところですが、今回はパス。
アジサイ
哲学の道を半分ほど歩くと、ところどころでアジサイが咲いていました。
咲いているとはいえ、それほど多くなく、疎水のほとりにちらほらと植えられているだけなのですが。
ガードレールの近くのガクアジサイ。
今にも疎水に落ちてしまいそうな青色のアジサイ。
水を求めているようにも見えますね。
木陰に咲く様々な色のアジサイたち。
日光を直接浴びていないせいか、みずみずしく見えます。
この後も哲学の道を北上していきましたが、銀閣寺までは行かず、途中で西にはずれました。
少々暑さはありますが、のんびりと哲学の道を散歩するなら、夏に近い時期がおすすめですよ。