桜シーズンの始まりを告げる淀水路の河津桜

京阪電車の淀駅と言えば、京都競馬場の最寄駅として知られています。

毎週末、京阪電車の各駅停車は、淀駅でたくさんの人が降り、また、淀駅からたくさんの人が乗ってきます。

競馬が目的の方はご存じなのかかわりませんが、京都競馬場の近くには淀水路があります。

水路沿いには遊歩道が整備されていて、歩道の両脇には、早咲きの河津桜が何本も植えられています。

ピンク色の花が満開

淀水路の入口は、京都競馬場の南にあります。

淀駅からは、南西に約10分ほど歩くと到着します。

遊歩道の入口には、「淀緑地」と書かれた石碑が置かれています。

淀緑地

淀緑地

入口付近には、河津桜が1本植えられているだけなので、初めて訪れたら、本当にここが河津桜の名所なのか迷ってしまいます。

でも、淀緑地の石碑が、遊歩道の入口の目印なので、迷わず進んでいきましょう。

遊歩道を100メートルほど進むと、背の低い河津桜がありました。

背の低い河津桜

背の低い河津桜

まだ若そうな木ですが、枝にはびっしりとピンク色の花が咲いていました。

枝にはたくさんの花

枝にはたくさんの花

このソメイヨシノよりも濃い色の花が河津桜の特徴ですね。

背の低い河津桜からさらに100メートルほど進むと、色とりどりの花が植えられた花壇が現れます。

花壇

花壇

この花壇がある辺りから、河津桜の本数が増えていきます。

花壇近くの水路の脇に植えられている河津桜は、少し花が少なめでした。

背が低い木なので、植えられてまだ間もないのでしょうね。

水路の河津桜

水路の河津桜

水の流れを背景に河津桜を撮影。

川の流れと桜の花

川の流れと桜の花

曇っていたので、ちょっと寒そうな感じに写ってしまいました。

さらに遊歩道を進んでいきます。

道の脇には、ピンク色の花を付けた河津桜が何本も植えられています。

でも、どの木も背が低いので、満開なのにボリューム感がないですね。

そして、淀水路の終わり近くに到着。

この辺りには、黄色い菜の花が咲いていました。

桜とともに菜の花も春を感じさせる花ですよね。

菜の花

菜の花

菜の花の向こうには、満開の河津桜が数本ありました。

ここの桜は、今までとは異なり、背が高いですね。

満開の河津桜

満開の河津桜

やはり、背が高いほど、ボリューム感があります。

特に河津桜は、花の色が濃いので、他の桜よりも華やかに見えますね。

淀水路の河津桜が満開になると、いよいよ京都はお花見シーズンの始まりです。

でも、ソメイヨシノの開花には、まだしばらく時間がかかります。

一足早くお花見をしたいなら、淀水路の遊歩道沿いの河津桜を見に行ってみてはいかがでしょうか。

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