京都市左京区の下鴨神社は、市内で最も色付くのが遅い紅葉の名所で、ほとんどの観光地でモミジが散った後、ようやく色付きます。
12月5日。
そろそろ色付き始めているだろうと思い、下鴨神社の紅葉を観察してきました。
河合神社
下鴨神社の入口に到着して、参道を見てみると、まだほとんどの葉が緑色の状態でした。
2011年は、どこも紅葉が遅かったのですが、下鴨神社も例外ではなさそうです。
参道に入ってすぐ西に曲がると河合神社が建っています。
河合神社の境内に入ってみると、紅葉はやや見ごろを過ぎた状態でした。
ほとんど同じような場所にあるのに下鴨神社の参道とは、紅葉の進み具合が全く違っています。
鴨長明の方丈付近のカエデは、なんとか見ごろを保っていました。
しかし、その後ろのイチョウの葉は、残り少なくなっています。
河合神社の紅葉は、もう少しで終わりですね。
糺の森
河合神社の参拝後は、再び下鴨神社の参道へ。
ここの参道は、糺(ただす)の森の中にあり、とても長いことで有名です。
やはり、糺の森も、やっと色付き始めたばかりといった感じです。
でも、下鴨神社の鳥居が近づいてくると、徐々に葉の色付きが良くなってきました。
鳥居付近のカエデは、赤色の葉が目立っていました。
中には、もう見ごろを迎えている真っ赤なカエデも。
とは言え、糺の森の紅葉は、まだ始まったばかりです。
これからが楽しみですね。
下鴨神社
木々に覆われた糺の森から下鴨神社の境内に入ると、青空がまぶしく感じます。
境内の東には、背の高いイチョウが植えられているのですが、葉がほとんど残っていませんでした。
写真に収めておこうかと思ったのですが、あまりに無残な姿だったので、やめておきました。
下鴨神社の境内は、カエデがそれほどありません。
唯一の見どころと言えるのが、境内の西の鳥居付近のカエデです。
ここは、いつも早目に色付き、私が訪れた時は、すでに見ごろを迎えていました。
下鴨神社の紅葉を見た後は、再び糺の森へ。
馬場のカエデは、まだまだ青葉が多かったです。
暗い馬場に射し込む西日が、紅葉前のモミジを輝かせていました。
河合神社と下鴨神社境内の紅葉は、見ごろを迎えていましたが、糺の森は、まだまだ見ごろが先になりそうです。
12月5日の様子だと、15日以降に見ごろを迎えそうですね。