学問の神様を祀る北野天満宮に夏に参拝したのは、今回が初めてです。
北野天満宮は、3月上旬の梅や11月の紅葉が有名です。
なので、夏に参拝したことがなかったわけですが、ふと夏の境内は一体どのような感じなのか見たくなり、8月中旬に北野天満宮に訪れてきました。
梅もカエデも緑色
神社に訪れたら、まずは本殿にお参り。
夏でも参拝者の方が多く、意外に感じました。
3月にピンク色や白色の花を付けていた梅は、この時期になると深い緑色の葉がびっしりと枝に付いていますね。
何となく梅の葉に力がみなぎっているような感じがします。
梅を観た後は、境内の北西にある御土居へ。
御土居は、豊臣秀吉が京都の周囲に造った石垣です。
江戸時代に大部分が壊されましたが、破壊されなかった御土居が、北野天満宮など一部に現存しています。
御土居には、東風(こち)と名づけられた大きなケヤキの木があります。
このケヤキは、豊臣秀吉が御土居を造った頃から成長を続けてきたそうです。
樹齢は400年ほどになると思うのですが、ケヤキの近くにある解説板には600年と記載されていました。
御土居付近には、カエデもたくさん植えられています。
カエデの葉は、梅の葉よりも薄く鮮やかな緑色。
さわやかさを感じさせます。
北野天満宮に到着する前に雨が降ったので、カエデの葉には雫が付いていました。
この青もみじも、秋になると真っ赤に紅葉するのでしょうね。
なお、北野天満宮の紅葉の写真は、「凛として 清々しく」さんの下記記事に掲載されていますので、ご覧になってください。
御土居の後は、夏らしい花が咲いていないかと境内を散策。
でも、そういった花が咲いている気配がなかったので、帰ろうと思い、大鳥居の近くまで歩いていくと、夏らしい花を発見しました。
その花は、サルスベリです。
北野天満宮に来る時は、建物の陰になっていて気付かなかったんですね。
細長い木の上の方にピンク色の花が、ポツポツと咲いています。
まだ咲き始めのようですね。
以上、夏の北野天満宮でした。
やはり時期的に夏は、物足りなかったですね。
ちなみに北野天満宮の近くには、妖怪ストリートがあります。
夏に北野天満宮に訪れた時は、肝試しも兼ねて、妖怪ストリートにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
なお、北野天満宮の詳細は、以下のページを参考にしてみてください。