京都市東山区の清水寺は、紅葉の名所として有名ですが、春の桜もなかなか見事です。
春の京都観光の際には、散策コースに加えておきたいですね。
見下ろす桜
清水寺の拝観料は300円。
他の観光名所の拝観料と比較すると、かなり安く設定されています。
拝観受付を済まし、轟門(とどろきもん)をくぐって、清水の舞台へ。
ここからの境内や京都市街の眺めは、絶景です。
清水の舞台と奥の院の間には、ソメイヨシノが植えられています。
下の写真は、清水の舞台から奥の院を見たものです。
間にあるソメイヨシノは五分咲きから七分咲きといった感じですね。
清水の舞台から境内を見下ろすと、いろんなところに桜が植えられているのがわかります。
そのため、境内のどの場所からでも桜を楽しむことができます。これも清水寺の魅力のひとつですね。
清水の舞台から境内を眺めた後は、奥の院へ進みます。
途中に縁結びの地主神社(じしゅじんじゃ)もあるので、お参りしておくのも良いでしょう。
奥の院から眺めた清水の舞台は、ガイドブックでよく見かけますね。
桜が七分咲き程度だったことや空が曇っていたことから、少し華やかさに欠ける写真になってしまいました。
満開に近い桜越しに三重塔を撮影。
こちらも曇っていたのが、少し残念です。
見上げる桜
奥の院を過ぎて、清水の舞台の反対側から山の下に進みます。
この頃になると、少しずつ空が晴れてきました。
山の下から清水の舞台を見上げてみました。
背景の青空が、清水の舞台と桜を際立たせてくれます。
やっぱり桜は見下ろすよりも見上げる方がきれいですね。
次は、三重塔を見上げてみました。
桜の花がまるで煙のように三重塔の下半分を隠しています。
背景の青空も爽やかでした。
拝観を終えた後は、再び拝観入口付近に戻ります。
実は、この辺りには、中興堂という建物があって、その前に紅枝垂れ桜が植えられているのです。
中興堂付近は、拝観料を納めなくても観ることができます。
他にも仁王門、三重塔、西門なども拝観料を納めなくても見学することができますよ。
また、清水寺の外にもたくさんの桜が植えられており、それだけでも十分に楽しめますね。
私が訪れた時は、外の桜は満開、中の桜は七分咲きでした。
外の桜は、中の桜よりも早く見頃を迎えるようですね。
なお、清水寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。